読書

イラストのメイキングと「10歳までに読みたい世界名作」のイラストがなかなかな件

こんにちは。ポータルサイト「ゲーム派ドットコム」の担当絵師りとです。 …てな挨拶を今日は調子に乗ってさせていただいたわけですが、思い返せばかれこれ14年ほどゲーム派ドットコムさんとこのキャラの絵を描かせてもらっています。絵を投稿し始めた頃か…

かつてのカラオケの十八番は今や黒歴史、そんな過去を消せたら…と考えさせられる小説「記憶屋」

今週のお題「カラオケの十八番」 こんにちは、週末の追い込みから休日の家族サービスのコンボを華麗に決めるりとです。絵を描く時間が取れないので今日はまんがはおやすみです。ごめんなさい。もう10センチほど首を長くしていてくださいね。 今日は箸休め…

「ママの人生」を読んで家族観を考えた

こんにちは。オムライスはデミグラスソースが一番好きなりとです。 今日は「ママの人生」という小説を読み終えたので感想文を書きます。 ママの人生 作者: 和田裕美 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2016/11/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを…

映画のようにシーンの浮かぶ小説「四月になれば彼女は」の感想と夫婦円満の呪文

どうもこんにちは。最近「高橋一生に似てる」と色んな方から立て続けに言っていただいたぼくでございます。 10年前くらいは「ヨン様みたい」と職場でマダムにモテたり、学生の頃は「ロンブー淳に似てる」(赤髪の頃)とチャラい疑惑が持ち上がり、高校時代…

はじめほっこり あと号泣 な「ツバキ文具店」

今週のお題「私のタラレバ」 どうも、休日出勤すると自分のペースで仕事がはかどるので「できる大人感」を存分に満喫できるのですが「でも今日って休日だよな…。」と思った瞬間しょんぼりするぼくです。 今日は「ツバキ文具店」という小説を読み終えたので、…

「暗幕のゲルニカ」は絵筆で暴力と戦うピカソの物語でした

中学校の美術の教科書に、デカデカと載ってたけれど、なにがどういいのかさっぱりわからなかったのがピカソの絵でした。「天野喜孝の絵の方が何倍もかっこいいじゃないか!」とか思ってたのですが、ピカソの絵ってコーヒーや明太子のように、大人になるとよ…

「罪の声」を読んで夜に怖い番組を見た子どもの頃を思い出しました

小学生の頃、ぼくはばーちゃんの寝室で寝てました。両親は9時に寝させたかったようですが、どうしても見たい番組がある時に「内緒だよ」とテレビをつけっぱなしにしてくれてました。(いま思えば両親にはバレてたことでしょう) そうやって見てた番組の中で…

時間があるときにゆっくり楽しむのがいいと思う「オービタル・クラウド」

すごく面白い本を読みました。でも「すごく面白い!」と思えるまで100ページほど読みました。今日はそんな小説について書きます。 なぜ魅力を感じるまで100ページほどかかったかというと、このお話、登場人物が多いんですね。そして、それぞれの登場人…

買ってきた弁当食べながら読めない「震える牛」

以前ブログに書いた「ガラパゴス」って壮絶な刑事ものの小説の1つ前の物語である「震える牛」をやっと読みましたよ。 これもまーほんと面白かった! 震える牛 (小学館文庫) 作者: 相場英雄 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/05/08 メディア: 文庫 この…

「殺人犯はそこにいる」は物語のように読めるが、事実がそれじゃヤバイでしょって思う

小学6年生のとき、ある社会の授業のときに担任の先生がこんな話をしてくれました。 みんなが道を歩いていると、君の目の前に血を流して倒れている人がいたとする。その人を見てびっくりしているところを他の人に見られたら、君が犯人だと思われることがある…

小説「何者」に心を抉られましたよ

いやー、やられました。まさかそんなラストの展開が待ってるなんて…。って感じの小説でしたよ。映画にもなったのに読めてないなー、と思っていたのですが、やっと読みました。 何者 (新潮文庫) 作者: 朝井リョウ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2015/06/26…

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」とか聞こえてきそうな「アンと青春」

てなわけで、大きな赤いリボンをつけて、女を美しく見せる黒いローブに身を包んだ魔女子さんのフレーズが聞こえてきそうなお話でした。 アンと青春 作者: 坂木司 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/03/17 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (8件) …

幸せについて一緒に考える本「また、同じ夢をみていた」

どうも!華麗に11連勤をこなしているぼくです。好きな仕事は積極的にこなし、嫌いな仕事は同僚でシェアしながら乗り越えてますが、それでも嫌いな仕事をやっつけるたびに貯めたストレスは隙間時間の読書で埋め合わせてます。やっぱね、生きてるからには幸…

「800年後に会いに行く」を読んでSFの恋愛モノっていいなと改めて思った

どうやら最新の物理学ではタイムワープは無理という結論らしいですね。その理由として様々なことが言われているのですが、その中で「宇宙の質量は常に一定なので、今ある質量が過去か未来に移動して、移動先の宇宙の質量が変化してしまったらオオゴトになっ…

「コンビニ人間」は壮絶な社会派お仕事物語でした

タイトルからしてただ者ではない感が滲み出てますよね! コンビニ人間 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/07/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (27件) を見る 浅はかな知識で恐縮なのですが、とある本で 「相手の気持ちを考…

「和菓子のアン」は幸せなデパ地下お仕事ミステリーでした

最近、まんがまんが言ってますが相変わらず小説も読んでるぼくです。最近読み終えた本に、またしても幸せな気分をプレゼントしてもらいました。 和菓子のアン (光文社文庫) 作者: 坂木司 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2012/10/11 メディア: 文庫 クリッ…

「幸せになる勇気」は「嫌われる勇気」よりなんかストっと入った

最近なんかバタバタしているぼくです。忙しくて死にそう…ってわけじゃないのですが、気がつけば日々が粛々と過ぎてってます。ぐは。人生を取り戻せ!ってなノリで、これ読みました。 幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII 作者: 岸見一郎,古…

「バベル九朔」で「激しく同意いたします!」と感じたトコロについて語る

「バベル九朔」という小説を読みました。この独特な気持ち悪さ。ちょっとクセになります。なんでしょうね?ちょっと苦いけど美味しい、みたいな、海系の食べ物のような印象でしょうか? 主人公は「小説家にオレはなる!!」と突然大手企業を辞め、親戚一同が…

Kindle Unlimitedで「さいはて紀行」を読んだ

Kindle Unlimitedのお試し期間を満喫してます。 ただ、1日5時間くらい本を読む時間があれば継続するのですが、そんな時間もなければ、もしあったとしてもお絵描きに費やしたいところなので、30日経ったら解約しそうなフラグが立ってるなー、ってとこです…

「ガラパゴス」の下巻を読みました。

いやー、ここのところ「仕事」→「ガラパゴスの下巻を読む」のループでしたー。(あ、家事育児はちゃんとしてましたよ?) ガラパゴス 下 作者: 相場英雄 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/03/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る すごい…

これどこまでフィクション?日本大丈夫??って思っちゃう「ガラパゴス」

娘の昼寝に付き合いながらパラパラめくり始めたらどっぷりはまって昼寝から起きた娘も好きに遊ばせながら読んでしまった危険な本について語りますよ。 ガラパゴス 上 作者: 相場英雄 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/01/26 メディア: 単行本 この商品…

「サブマリン」を読んだ。殺人事件の「もしも」な弾幕を受けた。考えるわー。

ずるい本ですよー。読んだ人にめっちゃ悩む宿題を残す話ですよー。 サブマリン 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/03/30 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 会社を遅刻するサラリーマンは、社会人としてダメですね。…

「なんでそんなに10歳の男の子の気持ちがわかるの!?」と西加奈子さんに聞きたくなる「まく子」

そしてそんな気持ちを抱えながらジュブナイルな気分で悶えることになる本でした。 まく子 (福音館の単行本) 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 福音館書店 発売日: 2016/02/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る 主人公の慧は全国区ってわ…

美術館好きにとって一気読みせずにはいられない小説にまた出会いました

何気なく図書館で手に取ったらもう面白すぎて読む手が止まりませんでした。忙しい時になんてことをしてくれたんだ。 近代の西洋絵画が大好きな人にぜひお勧めしたいです。 かぜまち美術館の謎便り 作者: 森晶麿 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/11/21 …

「異類婚姻譚」は「似た者夫婦」に対する「違和感」を訴える本だった

いやー今週は月火水と出張に行ったため、木金は職場に溜まった仕事と格闘する羽目になり、あっという間の土曜日でござんした。 こんなささくれた心にビタミンを投入するため持ち歩いてちょびちょび読んでいた本が、芥川賞受賞作「異類婚姻譚」です。が、結婚…

転生したら絵画史上の巨匠…の立役者で35歳で死んだ人だったって物語

タイトルで読む気になってしまった…! 転生したらゴッホの弟だった (FREEDOM NOVEL) 作者: 川上宏 出版社/メーカー: 林檎プロモーション 発売日: 2014/04/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る ゴッホの弟といえばテオさんですよ。ぼくの知ってる…

江ノ島に旅行に行って、ちょっとした出来事に出くわしたような気になる本…江ノ島行ったことないけど

そういう印象を持った本を読みました。 江ノ島西浦写真館 作者: 三上延 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2015/12/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (3件) を見る 写真が高級品だった時代、江ノ島みたいな観光地では写真屋さんがた…

毎日絵本の読み聞かせをしてやりたいと思いながらできないぼくの前に現れたお宝本

共働きの我が家の子供たちは、1歳前から保育園に行っているのですが至らない親のせいで朝の7時に起こされ8時には保育園におり、18時過ぎまで保育園にいて19時か20時に帰宅し22時前に就寝するという、子供の睡眠と学力の統計からいえば成績不振に…

「黄昏旅団」ってタイトルに惚れた

ぼくの向こう脛には傷の跡があります。子どもの頃、庭で泥遊びをしていたら突然天気が変わって雷が鳴り始め、ビビって家に逃げ入ろうとした時にすっ転んでできた傷の跡です。3歳か4歳くらいの、残っている記憶のかなり古いものです。 この本はそんなものを…

絵画のミステリーは人の死なない幸せなミステリー「楽園のカンヴァス」

ミステリーってハラハラドキドキして面白いのですが、誰かの生き死にがかかるとちょっと疲れるところがありますよね。 気楽に読みたい。でもミステリーの要素が欲しい。 ってなったらこんな小説はいかがでせう?ってのが楽園のカンヴァスでした。 楽園のカン…