いまぼくらに必要なスキルはダラダラ力ではないか

 はっとされられる本でした。

できる人はダラダラ上手: アイデアを生む脳のオートパイロット機能

できる人はダラダラ上手: アイデアを生む脳のオートパイロット機能

 

ただし、「ダラダラ上手はできる人」とはニアイコールな内容でした。

それはさておき、もともとやりたいことが大量にあるぼくは、なんとか全てを効率よくこなしていこうと「時間管理」とか「タスク管理」とかそういう系のスキルについての情報を集めるのが大好きでした。

ちょうどタイムリーなことにここ数年スマホとかも順当に進化を続けるタイミングだったもんで、いろんなのを試してきたのですが、最近あまりに「効率」ってやつを追求しすぎて自分が消耗してるっていうか、まあ間違いなく想像力みたいなものは枯渇してきてるなこりゃ、と感じるようになりました。

なんか「効率的である」てのが目的化しちゃった、みたいな。

この本を読んでると、人間は効率をあんまり求めすぎると人間的なところがすり減っていくんだろうな、と思わされます。

「いいアイデア」ってのも「ムダ」から浮かんでくる。そーいえば、案外しょーもないことを考えながら散歩してる時とかに面白いことって浮かびますもんね。

ぼく自身、ちょっと前まで「のんびりしているように見せかけて実はしっかり仕事してる大人」に憧れてたんだよなー。

それをいつの間にか忘れてたなー。とか思い出させられました。

よしダラダラしよう!

ダラダラ党を作ろう!!