映画ファンあるあるがたくさんの漫画「木根さんの1人でキネマ」

 子どもが産まれてからすっかり映画館に行かなくなっちゃったので、最近はレンタル専門になってるぼくです。

といっても昔からそんな熱心に映画館に行ってるわけではないぼくでも「あるある!」って思うネタがたくさん登場する映画観賞バラエティ漫画「木根さんの1人でキネマ」についてだらだら語ります。

木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス)

木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス)

 

木根さんは30代の独身女子で、職場ではかなりキリッとしてるみんなの憧れのキャリアウーマンなのですが、家に帰ると持てる全てのパワーを映画観賞に注ぐ痛いオタクに変身します。

第1話ではその変貌ぶりをまざまざと見せつけ、部屋で一人でいるのに映画について饒舌に語り、その内容をブログにアップしてネットの反応に一喜一憂するっていう、充実した映画オタクライフを送っているかと思いきや、ほんとは映画について語り合うリアル友達を欲するという、あれ?これ映画オタクだけの話じゃないじゃん!?と身につまされたりするイイ話です。

そういう意味で、全てのオタクに勧めたい漫画です!さあ、一緒に共感しよう!!

ところで、大画面のテレビと高音質なスピーカーが一般人でも頑張れば手の届くものになったり、新作映画が半年くらいでレンタルに並ぶようになった昨今、映画館に行く必要性ってちょっと薄くなってますよね。

でも、「今日は映画館に行くぞ」と時間を調べて、その時間に間に合うように逆算して移動して、チケット渡して外界とは遮断されたまっ暗い個室に放り込まれて、映画見ながらトリップして、見終わった後現実世界に戻っていくっていうあのプロセスぼくけっこう好きなんですよね。「今日は特別な日」って感じがして。とくに好きなのがレイトショーです。「映画見終わった後、外に出てみるとほとんどの店は閉店して静かになってる中余韻に浸りながら家路につく。」ってのイイですよねー。

子どもが勝手に遊びに行くようになったらまたやりたいなー、と夢に見ています。

全国で映画館の閉館が相次ぐ今日この頃ですが、映画館、これからもなくならないでほしいなー、って思いますね。地方の小さな映画館も、なんか「秘湯」に通ずる趣があってイイと思んですけどね!

そんな中、今回のスターウォーズの騒ぎ方なんかを見てると、映画館を楽しむ風潮もなんか盛り返したりする可能性があるんじゃないかな?とも思ったりします。ハロウィンとかW杯の盛り上がり方と同じですよねー。

とか言いながら「プロジェクターを買おう」とコツコツ貯金しているぼくでした。ごめんなさい。

「木根さんの1人でキネマ」はWebで配信されてるので、最新話はこちらで読めますよー。おすすめです。

ヤングアニマルDensi