保育園が近所にできることに反対する声が上がるってニュースに悲しくなる一方で自分の心とも向き合ってみたり

「保育園落ちた…」で盛り上がりを見せている待機児童問題解消の小さな波を止めてしまう結果になるのか、はたまた勢いをつける効果があるのか…といったニュースですね。

www.huffingtonpost.jp

 近所に保育園ができると「うるさい」「渋滞で事故が増える」といった声から設置予定だった保育園が取りやめになるニュース。個人的にも、自宅裏側が保育園ができて「楽しそうな声がいいな」と思っているのでとても残念なニュースでした。

なんかなー「少子化は問題だ、保育園が少ないのも問題だ!だが近所に保育園ができるのは困る」って、原発でも米軍基地でも同じ構図ですよね。でも子供は間違いなく「未来」で「希望」じゃないですか。

と一通り悲しんだ後、ふと気付いたんです。

ぼくも今二児の父ですが「3人目は…」て言われると、経済的にも精神的にも余裕がなく二の足を踏んでしまいます。どう考えてもキツイです。いや、小遣いと、プライベートな時間を今よりさらに育児に注げば、ほぼ注いでしまえば3人目いけるんです。でも…ね…、と。

この気持ちと、保育園反対する方々の気持ちは、どこかで地続きな気がはたとして、嫌な汗をかいてみたりもしました。所詮ぼくも、子供が遊べる空き地や公園を潰してできた商業施設や娯楽施設を満喫しきった大人なのかもしれないな、と我が身を振り返りました。

反対する方々を非難するだけでは、解決しない根の深さがあるかもしれないですねぇ。