読書
さて本日は相沢沙呼さん著の小説『 invert 城塚翡翠倒叙集』を読んだ感想を書こうと思います。 invert 城塚翡翠倒叙集 作者:相沢沙呼 講談社 Amazon ぼくはテレビを見る習慣がないんで見てないんですがドラマ化されてぼくの好きな及川ミッチーさんも出…
みなさん、百合はお好きですか? 今日は、逢坂冬馬さん著の小説『同志少女よ、敵を撃て』の感想を書こうと思うのですが、ぼくは第二次世界大戦を舞台とした作品がやや苦手な傾向にあり、この小説が話題になってた頃も気になりつつ読むのを躊躇っていました。…
今週のお題「最近おもしろかった本」 今週のはてなさんのお題が上記の通りなので、最近読んでめっちゃ面白かった小説の話をしようと思います。 相沢沙呼さん著のミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』です。 medium 霊媒探偵城塚翡翠 (講談社文庫…
今日は松浦寿輝さん著の小説『無月の譜』の感想を書きますです。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 無月の譜 作者:松浦 寿輝 毎日新聞出版 Amazon 表紙の通り将棋のお話なのですが将棋がわからなくても面白いです。 それより、…
読んでたらちょうどドラマ化されてました。 今日は新川帆立さん著の小説『競争の番人』を読み終えた感想を書こうと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 競争の番人 作者:新川帆立 講談社 Amazon 主人公の「白熊楓」さ…
今日は『香君』という小説がものすごく面白かったのでこの本について語ります。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 香君 上 西から来た少女 (文春e-book) 作者:上橋 菜穂子 文藝春秋 Amazon 著者は、『精霊の守り人』や『鹿の王…
今日は今村翔吾さん著の小説『塞王の楯』を読み終えた感想を書こうと思うんですが、先にお伝えしますとぼく、時代小説で初めて感動して泣いてしまいました。 塞王の楯 (集英社文芸単行本) 作者:今村翔吾 集英社 Amazon 大まかなお話については、帯に書かれて…
このブログは「イラストと雑記と読書感想」と謳っている通り3つの柱があるイメージです(雑記がイラストと読書感想以外の全てを吸収しているところがズルいですけどね!)。 長いことこのスタイルでやってると、新しい読書感想記事を書いた時に、関連記事で…
今日は知念実希人さん著の小説『十字架のカルテ』の感想を書こうと思います。 十字架のカルテ 作者:知念実希人 小学館 Amazon このお話は、精神鑑定医である主人公が、殺人を犯した犯人を相手に、相手が精神疾患なのか精神疾患を装って罪を軽減しようとして…
図書館で予約してたら「ドラマ化決定」ってタイミングで順番が回ってきた小説の読書感想を今日は書こうと思います。 今からだと、また予約回ってこなさそうですねぇ。 荒川帆立さん著の『元彼の遺言状』です。 小説って、自分の読んだ作品がドラマや映画にな…
切なさやら優しい気持ちやら、いろんな感情をグッと持っていかれる小説を読みました。 このお話、余韻がすごいです。 そんな凪良ゆうさん著の小説『わたしの美しい庭』について、感想を書こうと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつ…
人類がAIに支配され、虐げられてるとも感じずヌクヌクと暮らしつつ、いつの間にか人間としての尊厳を奪われてるってディストピアものは今や世間に多くあるかと思いますが、こんな痛快でコメディで下ネタなお話はなかなかないのでは!?って思わせてくれた楽…
帯に「不動産ミステリー」って書いてありましが、これはもはや「不動産ホラー」なんじゃないかと思ってしまいました。 あまりに怖過ぎて、早く真相が知りたくてものすごい勢いで読み切ってしまいました。 ジャンルとしては「小説」でいいのでしょうか?主人…
すごく面白いミステーリ小説を読みました。 まさにハラハラドキドキ、こんなにエンターテイメントとして楽しませてもらったのは久しぶりだなと思うくらい、特に後半は時間を忘れて読んでしまってたいへんでした。 知念実希人さん著の『硝子の塔の殺人』です…
ぼくらみたいな日々ネットを使って情報収集したり、なんなら個人で情報発信までしちゃうような人ならだれでもハマりそうな物語の小説を読みましたので今日はその感想を書こうと思います。 誉田哲也さん著の『背中の蜘蛛』です。 以下、あらすじ紹介程度のネ…
思わず一気読みの小説にまた出会ってしまったので今日は感想を書こうと思います。 薬丸岳さん著の『ブレイクニュース』です。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 ブレイクニュース (集英社文芸単行本) 作者:薬丸岳 集英社 Amazo…
今日は今村翔吾さん著の小説『じんかん』を読み終えたので感想を書こうと思います。 「あーやばい、ページめくる手が止まらん」ってところまでのあらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 じんかん 作者:今村翔吾 講談社 Amazon 舞台…
今週のお題「読書の秋」 今日はぼく的にこの秋1番の小説の感想を書こうと思います。 カズオ・イシグロさん著の小説『クララとお日さま』です。 クララとお日さま 作者:カズオ イシグロ 早川書房 Amazon 以下、あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気…
今日は続きが気になって一気読みしてしまった小説の感想を書こうと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますんでお気をつけください。 今村昌弘さん著の『凶人邸の殺人』です。 兇人邸の殺人 屍人荘の殺人シリーズ 作者:今村 昌弘 東京創元社 Amazon…
小学校の教室の後ろの棚って、自由に読んでいい本が並べてありませんでした? 歴史の漫画とか偉人の伝記とか、でも結局『はだしのゲン』を読んじゃってた記憶があります。 そんな棚にある小説で「面白くて最近ずっと読んでる小説があるんだ」と小3の娘が教え…
森友事件ってあったじゃないですか。 あれがぼくはすごく怖かったんですよ。 報じられてることが本当であれば、国家規模で嘘を貫こうとしているってことで、今後何を信じていけばいいかわからなくなるって話ですよね。 この件は、一瞬桜を見る話にとって変わ…
今年もまだ折り返しを過ぎたところではありますが、今年の個人的ベスト作にノミネートする小説に出会いました。 陳浩基(ちん・こうき)さん著の小説『網内人』です。 網内人 (文春e-book) 作者:陳 浩基 文藝春秋 Amazon 以下、あらすじ紹介程度のネタバレが…
今日は柴崎友香さん著の小説『待ち遠しい』を読んだ感想を書こうと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 待ち遠しい 作者:柴崎 友香 毎日新聞出版 Amazon アラフォー独身女性が主人公 このお話の主人公である「春子」さ…
小説で久々に泣いてしまいました。 恋人が不治の病で余命幾ばくもなくて感動する系ではなく「良かったねぇ!」って涙が込み上げてくる小説を読んでしまいました。 青山美智子さん著の『お探し物は図書室まで』です。 お探し物は図書室まで 作者:青山美智子 …
ドキドキハラハラな推理小説を読みました。 香港出身の小説家、陳 浩基さん著の『13・67』です。 13・67 作者:陳 浩基 発売日: 2017/09/30 メディア: 単行本 香港が舞台の物語なんです。 「ロー」さんという香港警察の警視が、とある大企業の社長殺害事…
今日は森田創さん著の『MaaS戦記』という本を読んで思ったことを書こうと思うんですが、この本が面白い構造になっていて、本の内容についての感想というより、この本を読んでの読書体験について書きたいなーと思います。 MaaS戦記 伊豆に未来の街を創る 作者…
皆さん「アイヌ」と言えば何を思い出します? 最近だと「ゴールデンカムイ」がパッと浮かぶかと思いますが、ぼくくらいの世代だとサムライスピリッツのナコルルって方も少なくないのではないでしょうか? そんなアイヌをテーマにした小説を読んだ感想を今日…
今日は将棋のプロ棋士の話を描いた『盤上に君はもういない』という小説がとても面白かったので感想を書こうと思います。 帯に「全員号泣!」と書いてる通り、ぼくもウルっときました。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけ下さい。 というか…
すごくワクワクする小説を読みました。 塩田武士さん著の小説『デルタの羊』です。 デルタの羊 作者:塩田 武士 発売日: 2020/10/07 メディア: Kindle版 ぼくがこのブログで読書感想記事を書く際、あまり著者さんのデータとかは記載せず、あくまで「ぼくがど…
年末年始にめっちゃ面白いミステリー小説を読んだので感想書きます。 ジョン・グリシャム著の『「グレート・ギャツビー」を追え』です。 「グレート・ギャツビー」を追え (単行本) 作者:ジョン・グリシャム 発売日: 2020/10/07 メディア: 単行本 日本では「…