りとブログ

イラストと読書と雑記のブログです

読書

かつてのカラオケの十八番は今や黒歴史、そんな過去を消せたら…と考えさせられる小説「記憶屋」

今週のお題「カラオケの十八番」 こんにちは、週末の追い込みから休日の家族サービスのコンボを華麗に決めるりとです。絵を描く時間が取れないので今日はまんがはおやすみです。ごめんなさい。もう10センチほど首を長くしていてくださいね。 今日は箸休め…

「ママの人生」を読んで家族観を考えた

こんにちは。オムライスはデミグラスソースが一番好きなりとです。 今日は「ママの人生」という小説を読み終えたので感想文を書きます。 ママの人生 作者: 和田裕美 出版社/メーカー: ポプラ社 発売日: 2016/11/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを…

映画のようにシーンの浮かぶ小説「四月になれば彼女は」の感想と夫婦円満の呪文

どうもこんにちは。最近「高橋一生に似てる」と色んな方から立て続けに言っていただいたぼくでございます。 10年前くらいは「ヨン様みたい」と職場でマダムにモテたり、学生の頃は「ロンブー淳に似てる」(赤髪の頃)とチャラい疑惑が持ち上がり、高校時代…

はじめほっこり あと号泣 な「ツバキ文具店」

今週のお題「私のタラレバ」 どうも、休日出勤すると自分のペースで仕事がはかどるので「できる大人感」を存分に満喫できるのですが「でも今日って休日だよな…。」と思った瞬間しょんぼりするぼくです。 今日は「ツバキ文具店」という小説を読み終えたので、…

「暗幕のゲルニカ」は絵筆で暴力と戦うピカソの物語でした

中学校の美術の教科書に、デカデカと載ってたけれど、なにがどういいのかさっぱりわからなかったのがピカソの絵でした。「天野喜孝の絵の方が何倍もかっこいいじゃないか!」とか思ってたのですが、ピカソの絵ってコーヒーや明太子のように、大人になるとよ…

「罪の声」を読んで夜に怖い番組を見た子どもの頃を思い出しました

小学生の頃、ぼくはばーちゃんの寝室で寝てました。両親は9時に寝させたかったようですが、どうしても見たい番組がある時に「内緒だよ」とテレビをつけっぱなしにしてくれてました。(いま思えば両親にはバレてたことでしょう) そうやって見てた番組の中で…

【読書感想】『オービタル・クラウド』時間があるときにゆっくり楽しむのがいいと思う宇宙モノ

こんにちは、りとです。 すごく面白い!と思うまで100ページかかる本を読みました なぜ100ページほどかかったかというと、このお話、登場人物が多いんですね。そして、それぞれの登場人物のシーンが次々と入れ替わりながら、一つの事件を追いかけてい…

【読書感想】『震える牛』読むと買ってきた弁当が食べられなくなる小説

こんにちは。以前ブログに書いた「ガラパゴス」って壮絶な刑事ものの小説の1つ前の物語である「震える牛」をやっと読みました。 震える牛 (小学館文庫) 作者: 相場英雄 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/05/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (13…

【読書感想】『殺人犯はそこにいる』物語のように読めるけど事実だからヤバい…。

こんにちは、りとです。 小学6年生の、ある社会の授業のときに担任の先生がこんな話をしてくれました。 みんなが道を歩いていると、君の目の前に血を流して倒れている人がいたとする。その人を見てびっくりしているところを他の人に見られたら、君が犯人だ…

【読書感想】『何者』現代社会を生きる人たちのペルソナ使い分け生活に心を抉られる

こんにちは。 今日は朝井リョウさん著の『何者』の読書感想です。 いやー、やられました。まさかそんなラストの展開が待ってるなんて…。って感じの小説でしたよ。映画にもなったのに読めてないなー、と思っていたのですが、やっと読みました。 何者 (新潮文…

【読書感想』『アンと青春』おちこんだりもしたけれど、私はげんきです…とか聞こえてきそうな物語

こんにちは。 今日は、大きな赤いリボンをつけて、女を美しく見せる黒いローブに身を包んだ魔女子さんのフレーズが聞こえてきそうな『アンと青春』の感想を書こうと思います。 和菓子屋さんで働く女の子の続編、和菓子のアンの続編です。 アンと青春 作者: …

幸せについて一緒に考える本「また、同じ夢をみていた」

こんにちは。 今日は「幸せとは何か」について小学生の主人公、菜乃花ちゃんが一生懸命考える物語住野よるさん著の『また、同じ夢を見ていた』の読書感想です。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください! また、同じ夢を見ていた 作者:…

【読書感想】『800年後に会いに行く』800年後からのビデオレターはロマンと理論が詰まってる

こんにちは。 今日は河合莞爾さん著の『800年後に会いにいく』の感想を書きます! あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 800年後に会いにいく 作者: 河合莞爾 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/08/25 メディア: 単行本 この…

【読書感想】『コンビニ人間』壮絶な社会派お仕事物語

こんにちは、今日は村田 沙耶香さん著の『コンビニ人間』の感想を書きます! あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 タイトルからすでに現代社会を風刺してる感が半端ない! コンビニ人間 作者: 村田沙耶香 出版社/メーカー: 文藝春…

【読書感想】『和菓子のアン』幸せなデパ地下お仕事ミステリー

こんにちは。 今日は「幸せな気分」をプレゼントしてくれる小説のご紹介です! あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 食べることが大好きなマシュマロ系女子のふんわりミステリー 和菓子のアン (光文社文庫) 作者: 坂木司 出版社/…

【読書感想】『幸せになる勇気』は『嫌われる勇気』よりなんかストっと入った

こんにちは、りとです。 今日は何かと話題の「幸せになる勇気」の感想を書こうと思います。 あらすじ程度触れますでのお気をつけください。 『嫌われる勇気』の内容は実践が難しい、が! 幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII 作者: 岸見一郎…

【読書感想】『バベル九朔』特別な誰かになれると思っていた大人に刺さりすぎるお話

こんにちは、りとです。 『バベル九朔』という小説を読みました。この独特な気持ち悪さ。ちょっとクセになります。 バベル九朔 作者: 万城目学 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2016/03/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る …

【読書感想】『さいはて紀行』どこにもいけない人の「さいはて」

りとですこんにちは! みなさんは電子書籍使われてますか? 大量の本をタブレットで持ち運びできて便利なのですが、デメリットもありますよね。 バッテリー残量?液晶の明かりがチカチカ? それもありますが、一番のデメリットは、本来「読書する姿を子供に…

【読書感想】『ガラパゴス』貧困の鎖は、俺で最後にしろ…が重すぎる

いやー、ここのところ「仕事」→「ガラパゴスの下巻のループでした。 ガラパゴス 下 (下) 作者: 相場英雄 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/01/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (4件) を見る すごい展開でした。 この表紙の帯についてるセリフ…

【読書感想】『ガラパゴス 上』これどこまでフィクション?日本大丈夫??って思っちゃう

娘の昼寝に付き合いながらパラパラめくり始めたらどっぷりはまって昼寝から起きた娘も好きに遊ばせながら読んでしまった危険な本について語りますよ。 ガラパゴス 上 (上) 作者: 相場英雄 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2016/01/26 メディア: 単行本 この…

【読書感想】『サブマリン』殺人事件の「もしも」な弾幕。

こんにちは、りとです。 ずるい本を読んだんです 読んだ人にめっちゃ悩む宿題を残す話ですよー。 あらすじ紹介程度のん多バレがありますのでお気をつけくださいね! サブマリン 作者: 伊坂幸太郎 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/03/30 メディア: 単行…

【読書感想】『まく子』「なんでそんなに10歳の男の子の気持ちがわかるの!?」と西加奈子さんに聞きたくなる

今日はジュブナイルな気分で悶えることになる小説について書こうと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 温泉街、親の旅館の大きさが学校でのヒエラルキーに直結した社会 まく子 (福音館の単行本) 作者: 西加奈子 出…

【読書感想】『かぜまち美術館の謎便り』10年前に死んだ兄と新しくきた美術館の館長

何気なく図書館で手に取ったらもう面白すぎて読む手が止まらなくなった小説の話をします。 忙しい時にはお気をつけください。また、あらすじ紹介程度のネタバレもありますのでお気をつけください。 近代の西洋絵画が大好きな人にぜひお勧めしたい かぜまち美…

【読書感想】『異類婚姻譚』「似た者夫婦」に対する「違和感」を訴える本

お元気ですか?りとです。 芥川賞受賞作「異類婚姻譚」を読みました。 結婚10年目を邁進しているぼくにとってめっちゃ考えさせられる本でした。 異類婚姻譚 作者: 本谷有希子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/01/21 メディア: 単行本 この商品を含むブ…

【読書感想】『転生したらゴッホの弟だった』転生モノの裾野はどこまでも!

今日はタイトルだけで読む気になってしまった本について語ります! 転生先が美術史上に名を残す巨匠の立役者っていうか貧乏くじ的な人だった 転生したらゴッホの弟だった (FREEDOM NOVEL) 作者: 川上宏 出版社/メーカー: 林檎プロモーション 発売日: 2014/04…

【読書感想】『江ノ島西浦写真館』江ノ島行ったことないけど行った気になる…!

そういう印象を持った本を読みました。 江ノ島西浦写真館 作者: 三上延 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2015/12/16 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (7件) を見る 写真が高級品だった時代、江ノ島みたいな観光地では写真屋さんがた…

毎日絵本の読み聞かせをしてやりたいと思いながらできないぼくの前に現れたお宝本

共働きの我が家の子供たちは、1歳前から保育園に行っているのですが至らない親のせいで朝の7時に起こされ8時には保育園におり、18時過ぎまで保育園にいて19時か20時に帰宅し22時前に就寝するという、子供の睡眠と学力の統計からいえば成績不振に…

【読書感想】『黄昏旅団』本の表紙に一目惚れした

ぼくの向こう脛には傷の跡があります。 子どもの頃、庭で泥遊びをしていたら突然天気が変わって雷が鳴り始め、ビビって家に逃げ入ろうとした時にすっ転んでできた傷の跡です。3歳か4歳くらいの、残っている記憶のかなり古いものです。 この本はそんなもの…

絵画のミステリーは人の死なない幸せなミステリー「楽園のカンヴァス」

ミステリーってハラハラドキドキして面白いのですが、誰かの生き死にがかかるとちょっと疲れるところがありますよね。 気楽に読みたい。でもミステリーの要素が欲しい。 ってなったらこんな小説はいかがでせう?ってのが楽園のカンヴァスでした。 楽園のカン…

【読書感想】できた妻の死、ダメ亭主の再生『永い言い訳』

この小説は冒頭に不幸レベルが99に達します。 なので終始鬱々としながら読まなければなりません。 なのに、続きを読む手が止まらなくなるという、ある種恐ろしい本です。 それが、西川美和さん著の『永い言い訳』です。 永い言い訳 作者: 西川美和 出版社/…