もしベーシックインカムが導入されたら自分はどうなるか考えてみた

最近、フィンランドベーシックインカムを導入するニュースがが報じられてから、またこの話題が盛り上がってますね。

もう、本当にいろんな立場からの賛否両論が巻き起こってて「どうなることやら」って思います。

diamond.jp

ぼくが初めて「ベーシックインカム」って言葉を知ったのは、大学を出て3年くらい経ってからでした。仕事をして給料をもらえるありがたさを一通り肌で感じて、その後「なんでこんなに天引きされるんだよ」というような不満も(頭では理解しながらも)感じ出してた頃でした。そんなときにベーシックインカムを知ったので「天引きされる分をこれで補填できるなら素敵じゃん!」なんて話を友達とし、一方で「でもこれじゃあ労働の喜びが損なわれる」って意見を友達とかわしたりした思い出があります。

あれから何年か経ちましたが、もしもらえるなら、あの頃と自分の意識はあまり変わらないんじゃないかなー。って思います。

というわけで、もしベーシクインカム導入したら世の中がどうなるか、じゃなくてぼくがどうなるか考えてみよーと思います。ぼくの場合、天引きされる額の分がベーシックインカムで補填されるなら、働くモチベーション上がると思うんです。働いた分が、しっかりと自分の懐に入ってくる。そりゃモチベーション上がるんじゃないかしら?って思うんです。

そして、増えた収入はこれまで節約してたところで使っちゃうでしょうね。今までは店頭で並んでる一番安いバナナを手にとってましたが、自分が「美味しい」と思えるバナナを買うでしょうし、トップバリュのヨーグルトではなくて、R-1のヨーグルトを買うと思います。 

そして、気持ち良く納税をして、今より人にちょっと優しくなれるような気がするんですよねー。

…が、これもはじめのうちだけなんですかねー?喉元過ぎたら忘れちゃいますかね?

でも、今なんとなし感じる閉塞感って、みんなお金が少なくて「もっと稼ごう」「なんとかして利益をあげよう」って躍起になってる一方で、そんな世の中にみんながへきえきしてのことのように感じるんですよね。

なので、財源が本当にあるのかどうかはまだ様子見ですが、なんとかなるなら賛成派ですかね、ぼく。

それにしても、やっぱこういうニュースはフィンランドなんだなー。以前「フィンランド豊かさのメソッド」って本を読んだことがあるんですが、こんな本だけ眺めてると、楽園のようなんですよね、フィンランド

フィンランド豊かさのメソッド (集英社新書 (0453))

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