【漫画感想】『限界集落(ギリギリ)温泉』地方創生の

いやどうも、ちょっと出張行ってたぼくです。

出張前にKindle Unlimitedが発表になりました。

月額980円で本が読み放題のサービスが30日間無料お試しとのこと。

「いつも出張行くときは本を数冊持ってってたのに、こんなの始まったら登録するしかないじゃん!」てなわけで登録してみたのですが、気になってた本が数冊あって感動しました。

手始めに読んだのが『限界集落(ギリギリ)温泉』でした

限界集落(ギリギリ) 温泉第一巻

限界集落(ギリギリ) 温泉第一巻

 

 「町おこし」がテーマの漫画なんですね。

伊豆のしなびた温泉宿にたまたま居合わせたゲームクリエイターのおっさんと、地下アイドルがばったり出会って化学反応を起こし「こりや面白いことができる!」と地下アイドルのファンのオタクたちを伊豆に呼び集めて町おこしを始める漫画なんですが、これ、伊豆に関わらず、おらが町でもやってる「町おこし」「地方創生」のあるあるネタが余すことなく凝縮されてるんですよ。

地方在住だからわかる「コレジャナイ感」

外から持ち込まれた異質なものと、地元にもともとあるものとの軋轢の描きかたや、ネットやオタク文化を使った町おこしの「限界」みたいなところのリアルさなんか、本当に見事です。感動しました。

でも、最後はエンターテイメントとしてホッとさせられる終わり方で、ヒントのようなものも描かれている。地方の役場に勤められてる方とか、ぜひおすすめしたいですね!