「まんがってやっぱイイこと言うな〜」って思うとき

盆休みに「家でやろう」と思って持って帰った仕事にいっさい手をつけず、休み明けにヒーヒー言ってたぼくです。まあ毎年のことなので想定の範囲内なんですが!!

そんなホーホー言いながらやってる仕事なのですが、冷静に向き合うとあることに気付くんですよね。

何かって言うと、「問い合わせやクレームといった、何かあったときのためにやってる仕事の割合が多いな。」ってことです。しかも年々増えてるような気がします。何かあったときに「ほらね、ちゃんとやってるでしょ?」って言う態度を示すための類のものです。

よく「お役所仕事」って言い回しがありますよね。ぼくもお役所関係はなるべく関わり合いになりたくないなってのは正直なところです。だって書類メンドウだし時間かかるし。でもあれも「ほらね、ちゃんとやってるでしょ?」ってものを他所より多く積み重ねてるからですよね。なんで積み重ねないといけないかっていうと、ツッコミが多いからなんじゃないかと思うんです。「お役所はノーと言えないから」っていう気持ちも後押ししますよね。

お役所行くとたまに職員さんに向かって怒鳴ってる人を見かけますね。あの事例が一つずつ積み重なっていった結果が、ややこしい手続きになってる気がしてなりません。手続きがややこしくなるから余計にイライラする人が増える。その中の何人かがクレーマーになる。新型クレーマー対応型にバージョンアップされるためにシステムがまたややこしくなる。お役所に関わらず、どんな組織にも起こってるんだろうと思います。

こうなってくると「自分のところで受けたクレームで溜まった鬱憤を、よそでぶちまける。」なんてのが起きても不思議じゃないですよね。そんなことを考えてると、浮かんでくるフレーズがあるんですよ。

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これですよ!

「復讐」は、別に生き死にだけじゃなくて、いろんなところにあるなー、まんがは本当にいいコトいうな〜、ってなもんです。

てなわけで、ミスがあったときに謝罪や対応が異様に早い企業や団体に出会ったとき「そこで働いてるスタッフの皆さんのストレスはいかほどだろうか?」と勝手に心配になったりします。「その迅速な謝罪と対応で溜めたストレスはどこに行くのだろうか、立場が入れ替わったときに、コッチに向かないかしら?」とか。

それは考えすぎだとしても、もうちょっとみんな優しくならないといけないですね。

そうすれば、ぼくの仕事も減る気がするんです。これ重要。