今週のお題「ブログ川柳」
「なんだっけ? 面白いネタ だったはず」
これは仕事中に面白いブログのネタを思いつき、そのときはニンマリしたものの、家に帰ってお酒を飲んで、いい気分になって「よし書くか!」と思ったらニンマリしたことしか覚えていないぼくの気持ちを詠んだものです。
そんな経験、ぼくだけじゃないですよね!?りとです!!
Amazonプライム・ビデオで「エロマンガ先生」を見てます
ぼくなんぞがここであらすじを書く必要はないかと思いつつ一応さらっとふれとくと、高校生でありながらラノベ作家として仕事をしている和泉正宗くんには、紗霧ちゃんという引きこもりの妹がいて、じつは彼女は正宗くんのラノベの挿絵を描いてる人気イラストレーター「エロマンガ先生」だった!というお話です。
基本的には、ひとつ屋根の下に、血の繋がっていない美少女の妹がいて、彼女はエッチなイラストを描いていて、お兄ちゃんのことが好きなんだけどうまく伝えられない、みたいなドタバタラブコメなのですが、じつは「近い未来の働き方」について、深く掘り下げたお話となってるな、考えさせられるなー、と思いながら見させてもらっています。
「エロマンガ先生」見てて感じる未来の働き方について
2点あります。
1、毎日「出勤」しなくても仕事はできる
正宗くんもエロマンガ先生も、基本的に自分の部屋で仕事をしています。政宗くんは、出版社に原稿を持って行ったり、打ち合わせをしたりしてますが、エロマンガ先生は引きこもりで、完全に部屋から出ることなく仕事をしています。
2、学生であっても学歴がなくても仕事はできる
正宗くんは高校生です。エロマンガ先生は中学生です。でも、2人とも仕事をしています。つまり、学歴や年齢など関係なく「ワザ」があれば、誰でも仕事はできるってことです。
「2030年に今の仕事の半分がなくなる」問題
「物語の話じゃん!」で済ませられないように思えるのが、最近やたらと見聞きするオックスフォード大学が発表したら論文で、ITやAIがさらに進化した2030年に、いま世の中にある仕事の約半分がなくなると言われている問題があるからです。
このことについても、いろいろ書きたいことはあるのですが、それはさておき「なくならない仕事」のリストを見てみると、人の感情にうったえたり、創造性が必要とされる、クリエイトな仕事が並んでいます。
また、この論文を受けて「全てがいきなりなくなるのではなく、ITで代用される部分は代用しながら、場所や距離を短縮しながらこれまでの仕事もあり続ける」って説もありますよね。
「エロマンガ先生」は、見事に「2030年以降の働き方」を描いているように思えてしまいます。
家にいながら、学歴関係なく、自分のウデを資本に、IT機器を使って仕事はできる。
案外遠くない未来、こんな働き方の人はあちこちで見かけるようになるのかもな、と思っちゃいます。
山田エルフ先生の名言
正宗くんのライバルとして登場する大人気作家、山田エルフ先生の言葉にも実は感動しています。
彼女は初登場時「ラノベは仕事だと思っていない、遊びだ!」と発言しヒンシュクを買います。しかし、その実「遊びだからこそ全力でできる」「イヤイヤ作った作品が面白いわけがない」という論を展開してくるのです。
サラリーマンの心には、山田エルフ先生の言葉は殺傷力が高すぎる!!
さすがツンデレ!
そんな深いテーマを、可愛い絵と、ちょいエロで上手に包んだ「エロマンガ先生」という作品…。すげぇっす!
ちょうど、デザイナーやってる友人から「奥さんの田舎のおじいさん家周辺で土地が余ってるので自宅兼職場を作って引っ越そうと思ってる」って話を聞いたばかりで「何ソレどこのイケダハヤト氏!?」なんて思ったところだったので余計に響いたのかもしれません。
そして、エロマンガ先生がほんと楽しそうに絵を描くんですよね!それはもう羨ましくなるくらい。そこもグッときました。
ぼくも見習って、目を輝かせながらお絵描きしたいと思います。というわけで最後に絵の話です。
最近の絵の練習
こないだ、色塗りの練習をする発言をしたぼくですが、あれこれ試行錯誤しながら楽しいお絵描きライフを送っています。作品を完成させるより、色塗りを練習することを優先しているので、線画をあれこれこねくり回して遊んでいる状態なのですが「線画みたい!」とおっしゃってくださる方もいて嬉しいのでアップします。
こんな感じです。
扉絵を描かせてもらっている「GAMEHA.COM」さんとこの貧乳・ツンデレ担当キャラ、すなおちゃんです。
こんな配色のキャラなのですが…。
こんな感じで、髪の毛であれこれ遊んでいます。
こないだもちょろっと描いた通り、なんかつかめそうな気がしてウキウキワクワクしながらお絵描きしています。楽しいです!
でも、仕事があるので今日はこの辺で!