流行りの絵柄に近づこうと試みてやめました

こんにちは、りとでございます。

先日の「ぼくの似顔絵を描いてください」企画ですが、個人的には大反響でして、たくさんの面白りと像を拝見させていただいています、とてもありがたく、ここ数日すごく楽しい気分で過ごさせていただいてます!

ritostyle.hatenablog.com

近々、皆さんが描いてくださったぼくを集約した記事を作りますので、楽しみにしといてくださいね!

さてここのところ、スケッチというか、さらりさらりと描いたイラストばかりをアップしておりましたが、実は若干スランプ気味と言いますか、思う絵が描けなくなってたのです。

…という話を今日はしようと思います。

高校時代、美術部の部室には昔の先輩たちの落書きが大量に残ってました

どこも美術部の部室も似たようなものかもしれませんね。

顔は知らなくても(しかしペンネームだけ知ることになるけど)先輩方が残した作品たちです。

捨てるに捨てられないし、しかしこれはこれで面白くて「ほほう…」なんて思いながら見させてもらってた頃は90年代でした。そして、そこに残ってた落書きには80年代の日付のものもあったんですね。

どうしても「絵柄古いな。」って思ってたんです。(多分、今持ってったら「捨ててくれ!!」っていわれるでしょうね!)

時代は移り変わり、ぼくがデジタルでイラストを描くようになったのはゼロ年代です。

そして、就職、結婚し子ども誕生とバタバタしてる期間ほとんどイラスト描かず、ブログ書くようになってから、またイラストも描くようになったわけですが、気がついたら2017年も終盤戦じゃないですか。

「あ、これぼくが学生時代に諸先輩方のイラストを見て感じたようなことを、若い方々に思われてるかもしれないな…」って思ったんです。

そんなわけで、それとなし今の流行り、というかよく見る絵柄に寄せてみようかな、なんて取り組みをしてたんですね。

そしたら8月下旬くらいからでしょうか、なんか目鼻口のバランスがうまく取れなくなってしまいました。いわゆる「スランプ」ってやつかもしれないです。

なので「これやめよう!!」って思い元の絵柄に戻す練習をしていたのでした。

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こうかな?ちがうかな?って試行錯誤がお絵かきは楽しい

んで今回、改めて思い出したのが、「自分が楽しく描ける絵を描くのが楽しい」ってことです。ブログでコメントもらって嬉しくなっていくうちに「見る方が楽しんでくれたら良いな」って欲が肥大しちゃってたかな?って思いました。

ぼくは昔はPhotoshopでお絵かきしてたのですが、アナログの筆のようなブラシにうまくたどり着けず、不透明度を下げた「乗算」レイヤーを何重にも重ねて水彩画のような淡い感じを作ってたんですね。

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こんな感じ。

でもクリスタ使うようになって、ちょっとやめようかな?って思ってたんですが、久々に乗算重ねてみました!

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こんな感じ(こないだ掲載したやつに加筆)

ちょっと前の絵の風合いに戻れたかな?

もちろん「ブログ見てくださる方が楽しめるのが良いな」と思うのですが、「ぼくが楽しく描けたかどうか」を大事にしながら、また描いていこうと思います。

そうやって理想のイラストを求めて、ずっと試行錯誤できるところが絵の魅力ですね。