デザイナーズ家具とリプロダクトのお話

こんにちは、りとです!

今日はぼくがトップ絵を描かせていただいているGAMEHA.COMさんとこに先日提出した新作のご紹介です!

新作イラスト

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この青色の生き物は、GAMEHA.COMさんとこのマスキャラの一人「水綺」さんに拾われた謎の生き物「箱太郎」さんです。

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ちなみに水綺さんはこんな感じのポニーテール子ちゃんです。あ、これも以前触れた「写真を使った背景」シリーズですね!なんか、今見てもよく描けてるなこれ!

話が逸れましたが、今回の新作はキャラとは別にこだわったところがありまして。

そう、椅子です!

箱太郎さんが座っている椅子は「BKFチェア」というものでして、コルビジェの弟子、アントニオ・ボネット、フアン・クルチャン、ホルヘ・フェラーリ=ハードイの三人が共同でデザインして、それぞれのイニシャルを冠した椅子なんですね。

以前からじっっっとりと眺めていたモノだったのですが、なんと先日、とあるお店でセールになってるところに出くわしてしまい、我が家にお招きすることができました!

めっちゃいいです。

てなわけで、ぼくの数ある道楽のひとつにデザイナーズ家具を買うってのがあります。

とはいえ、ぼくはしがないサラリーマンですので、そんなに収入もありません。そんな一般ピーポーの強い味方が「リプロダクト製品」なんですね。

リプロダクトとはなんぞや?

簡単に言うと、意匠権が切れた往年のプロダクトを、なるべく似せたデザインで生産したモノのことなんです。

例えばこの椅子なですが、

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これはコルビジェのLC4という椅子です。

これが欲しくてたまらなかったぼくは、あるとき車で行ける範囲で唯一取り扱っている家具屋をネットで見つけ、スタッフさんに紳士のふりをして「コルビジェのLC4を取り扱っていると聞いたのだが、見せていただけるかな?」なんて聞いたところ「実物は置いていません、購入の決済いただいてからドイツから輸入します。値段は60万円です。」なんて言われたわけです。

鼻血が出そうな心持ちを必死で隠し、極めて平静を装いながら「また寄らせていただくよ」とお店を後にしましたが、それ以来行っていません。

その後、Amazonさんで、メイドインドイツのリプロダクトが12万円、メイドインチャイナのリプロダクトが6万円で売られていたのを見つけたので、ぼくは中国に賭けることにしましたが、結果これは良い買い物でした。

本物より一回り小さいらしいです。また、座面を支える裏面のバネが安っぽいのですが、視界にははいりません。座り心地を本物と比較することもできませんので、これで十分じゃね?と思っております。

リプロダクトに味をしめて

それ以降、椅子に限らずいくつかのリプロダクト製品を購入しましたが、中にいくつか経年劣化で日焼けしたり色あせしたりするものも出てきました。本物は25000円の椅子を5000円で買ったりもしたのですが、これは座り心地は微妙で、しかもものすごく黄ばみました。

というわけでぼくの実感なのですが、定価が10,000円を下回る価格のリプロダクト品は、数年デザインを楽しんだら買い換えましょうって感じなのかなー?なんて思ったりします。

とはいえ、視界に洗練されたデザインのモノがある生活はいいです。

リプロダクト品についてまとめると

メリット

・安い

・デザインが本物とほぼ変わらない

デメリット

・劣化が早い

・使い心地がちょっと微妙

といった感じです。

リプロダクト品購入の参考になれば幸いです!

ではー