「アラフォーリーマン3児の父」であるぼくの時間術

先日、ゆきにー (id:yuki_2021)さんからありがたいI.D.コールをいただきました。

www.ituki-yu2.net

ゆきにーさんは年齢も近く、これまで似た世界を見てきたせいか「価値観が似てるなー」と思うことが多いんですね。

上記記事の前半部分のお話なんてすごく考えさせられるお話だったのでこちらについてもぼくの考えたことを書きたいところでしたが、後半下記のような一文がありまして、「これはアンサー記事を書かねば」と思った次第です!

 

でもまぁ、リトさんは仕事と子育てしながら絵かきとネットの活動できちゃってますからね。精神力だけでカバーするのは難しいだろうから、何かしらのテクニックを使ってるのかなー?とか思ってるんですけど、そこんところどうなんでしょ? >りとさん

ゆきにーさんのブログより

 

さて、ぼくの時間管理術について書かせていただこうと思いますが、こういうのって「合う合わない」があるので、参考になるものがひとつでもあれば幸いです。

(「参考になるものがひとつでもあれば幸いです」って講演会なんかでも枕詞でよく聞きますが「これから2時間話を聞くのに参考になることがひとつあるかないかなのはしんどいな」って思っちゃうんですよね。でも、使っちゃいますよね。)

仕事もプライベートも全部ごちゃまぜでリストアップして優先順位を決める

「やらないといけないこと」「やりたいこと」など、発生したり思いついたりしたらその時にiPhoneのリマインダーに登録します。

そして全部リストアップした状態で優先順位を決めます。

参考にしたのは佐藤可士和さんのこちらの本でした。

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫)

 

 佐藤可士和さんは、著書の中で優先順位のことを「プライオリティの高いもの」言ってて「おおカッコいい!」って思いました。

この本は、いろんなものの整理整頓術について書かれているのですが、物理的な「モノ」だけじゃなく、考え方やタスクの整理についても書かれているんですね。

この本に20代のうちに出会えて良かったなー、と今でも思います。

そう、ぼくはこの本に出会ったことがきっかけで、佐藤可士和さんの事務所「サムライ」に憧れ、バンカーボックスを買いまくったのです。

フェローズ バンカーズボックス 703 A4サイズ 黒 3枚1セット 収納ボックス ふた付き 0970302

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 ぼくの話に戻って、やることをずらっと並べたら、スケジュールのアプリに時間指定でタスクを入れていきます。

「並べるすら時間がない!」って方もいらっしゃるかと思いますが、ぼくはiPhoneのSiriさんに話しかけてリストアップしてます。

「プライオリティ」順に埋めていって、物理的にスケジュールに入らないものは、「あ、優先順位低いんだな」とドライに切り捨てていきます。

その結果、ぼくの生活から大きく欠落してるものが3つあって、そのせいで弊害もあったりします。

テレビ見ないので芸能にとにかく疎い

ぼくが毎週録画して見てるのは「美の巨人たち」と「新日曜美術館」と「仮面ライダージオウ」です。

これらも何か作業しながら見てる感じです。

この件に関しての弊害は、その年のムーブメントを流行語大賞と紅白歌合戦で初めて知ることになるってことです。

昨年だと「そだねー」と言ってる選手のみなさんがテレビで動いているのを初めて見たのも紅白歌合戦でした。

芸能とか、ぼくは本当に疎いです。

テレビが嫌いなわけじゃないんです、ただ本当に他にしたいことが多すぎるんです。

ラジオは聞くんで、名前とかは知ってるんですけどね。

ブログのPVは伸びない

ブログの目的がストレス発散なのでアクセスアップは気にしてないんです。

何かの拍子に増えてたら「お!」くらいで、それは臨時収入に似てます。

なので、ぼくの生活には「アクセスアップのために何か取り組む」という時間がないです。

この件は、ちょっとブロガー向きではないですね…。

職場で世間話をあまりしてない

コミュ障ですみません!

ただ、自分のしたいことをする時間を少しでも確保するためには、仕事の時間はなるべく短い方がよくて、そういう意味ではぼくは朝8:30の業務開始時間以降は短距離走の気持ちで1日を過ごします。

なので、あんまり同僚と世間話をしてません。

といっても、コミュニケーション自体はしっかりしてるつもりです。

よく言われる「ほう・れん・そう」は後回しにするほど話がこじれて時間と労力を食います。

なんでも「早めに・こまめに」です。

あと、代わりに「挨拶プラスα」は誰とでもしっかりするようにしてます。

例えば、この時期の朝なら

「おはようございます。今日も寒いですね!

とか、トイレで並んだら

「こんにちは。この時期コーヒー飲みまくるからトイレ近いですよね。

とか、金曜の夕方なら

「お疲れ様です。今週もバタバタでしたね。

といった感じです。

この挨拶の後のプラスαで、世間話をショートカットしてる分を補ってるつもりでいます。

あと、平日あんまり残業しない代わりに、土曜日職場行って仕事してます。電話がかかってこないので最高です。

したい事を細切れにして次々やる

プライオリティ上位に来るものも、ひとつのことにドガッと時間をとってやるのではなく、細切れにして少しずつ進めるようにしてます。

基準としては「集中力のピークを保てる時間」で区切ります。

「飽きてきたなー」ってなると、かけた時間のわりにあんまり達成感がないのでこうしてるのですが、おかげでずっと楽しいことしてる気分になります。

ギッチギチにするとストレスになる

実は学生の頃から予定を立てるのが好きで、朝起きたらその日のスケジュールを30分刻みでまず立ててました。

でも、自分の予定通りにならないとイライラしてることに気が付いて、ある時意識して「やめよう」と思いました。

その後悶々としてたのですが、先ほどの佐藤可士和さんの本に出会ってうまく取り入れられるようになった気がします。

それでも今のペースを掴むのに5年かかった

たまにブログでぼやいてる通り、ぼくはブログ始める前5年くらい自分の趣味をほぼ身封印して、仕事と家庭をひたすら往復する日々を送っていました。

これが本当にしんどくなって、ある時「これからは自分のためにもお金を使おう」と思って、今使ってるMacBook Proに買い替え、板タブと外部ディスプレイを買ってイラストブログを始めました。

今のペース配分も、5年の苦労の賜物と言えるかもしれないですね!

以上、ぼくの時間術についてダラダラ語ってみました。お付き合いありがとうございました!