嗚呼アラフォー、加齢は口内から突然に。

最近ぼくは定期的に歯医者に通っています。

と、言っても虫歯ではないんですね。

「老後になるべく歯を残しておきたいなー」なんて思ったりして、ワンシーズンに1回のペースで通っています。

「なんて殊勝な心がけだ!」と思ってくださるかもしれませんが、そんなことはありません。

ちゃんときっかけがあったんです。

突然歯が痛くなった

2年ほど前なんですけどね。

歯が痛くなったんですよ。

「うわー虫歯かぁー、気をつけてたのになぁ…」っとか思ってショックだったんです。

ぼくは、もともと虫歯になりやすい体質らしくて、子どもの頃はよく行ってました。

虫歯ってずさんな人がなるものかと思ってたんですが、体質とかもあって一概には言えないのだそうですね。

以前ブログに書いたこともあるんですが「唾液の殺菌力」が鍵を握ってるのだそうです。

まぁ、それはさておき、そんな訳で歯医者に行ったのですが虫歯ではなく「知覚過敏だった」というのがオチでした。

歯茎の老化

知覚過敏ってのは、老化によって歯茎が下がり、神経が露出して来たところに食べ物や水が当たって「痛い!」ってなるのだそうです。(詳しくは検索してみてください)

そう、「老化」なんです…。

つまり「体の変化」と受け止め、コーティングの薬を塗ってもらいながら仲良く付き合っていくしかないのです。

声が低くなったり、毛が生えたりする成長という名の体の変化が全て終わったら、次に始まる体の変化は「老化」です。

ぼくは、フリーターだった頃「就職が決まったらセミオーダーのスーツを作ろう」と貯金をしてました。

念願叶って作ったスーツですが、今でも着られるんですよ。(デザインが流石に古いんで着ませんが、記念に持ってます)

 

体型維持とか、結構気を遣ってます。

運動はするし、お菓子とジュースは貰い物以外口にしないし。

ありがたいことに、今のところまだ薄くも白くもならない丈夫な髪を親からいただきました。

なので「ぼく30歳です!」と言えば「っ?あ!そうなんですねぇ〜」くらいの感じで納得してもらえる容姿を今のところ維持してたのですが、見えないところから老化はやって来るんだなぁ…って思いました。

現代日本の食生活は知覚過敏必須

もちろん、口腔環境がパーフェクトなら知覚過敏発症は遅らせることができますし、無縁な方もいらしゃることと思います。

しかし、あえて名誉のために言わせていただきますと、現代日本の「柔らかくて栄養過多な食事」はどうしても人の歯を大きく顎をを小さくさせ、歯並びが悪くなり知覚過敏を進ませます。

「近代化の弊害」といえばそうなのでしょうが、数万年後の「人類史」には「進化の過程」と記述されるかもしれません。

二足歩行が可能になったがゆえに、手が自由になったことで脳が発達したり、腸が短くなったり、子どもが未成熟なまま産み落とされたりするようになったことの延長線上と捉えられるかもしれないのです。

今の子が歯並びが悪くなるのは最早デフォルトと言っても過言ではなく、歯の矯正に1回30万円くらいかかる(そして大人になるまでに数回やる)のですが、これは子1人にかける養育費にあらかじめ勘定しておいた方がいいと思うくらいです。

なんてことを思いながら先日も歯医者でコーティングの薬を塗ってもらっていたぼくでした。

とはいえ

老化、というか年を重ねること自体は最近楽しむことができております。

知識と経験が増えてますから、今まで見えなかった視野がどんどん広がって行ってる感じです。

体の不具合ばかりを嘆くのではなく、できるようになったことも喜びながら歳を重ねていきながら、薬を塗って頑張りたいです。

ついでに

「歯をくいしばる」のが癖な方は知覚過敏が進みやすいらしいです。

「日中口の中で上の歯と下の歯がくっつかないよう意識してみてください」と言われるのですが、これがなかなか難しいです

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美しく並んだ歯っていいですね。