今日も「Kindle買ったのでKindle Unlimitedで読んだ本の感想を書こうシリーズ」でございます。
今日の本は『仕事も人間関係もすべてうまくいく声の出し方つくり方』です。

仕事も人間関係もすべてうまくいく 声の出し方つくり方(あさ出版電子書籍)
- 作者: 谷川須佐雄
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2015/07/02
- メディア: Kindle版
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読み物として読めました
こういう系の本って、なんとなくCDやDVDが付いてる印象ないですか?
もちろんkindleなんで付けようもないのですが、この本は図解すらありませんでした。
感覚的に理解してもらうことを目的に書かれた本なので、あえてつけてないみたいなのですが、おかげで読みやすかったなーと思いました。
こういう本を読むときのマインドって「勉強するぞ!」ってなりがちじゃないですか。
でも、最近のぼくの場合、読書する時ってどちらかというと休憩したいときの方が多くて、そういう時に付録や図解がなくて文字だけ追っていけば良いのって、単純に「読み物」として読書自体を楽しめて良いなと思いました。
3種類の「声のパターン」
この本では、声を3種類に分けて紹介されてました。
詳しくは読んでいただければと思うのでぼくなりの解釈でざっくりと説明させていただきますと
1、開放的な代わりに説得力に欠ける「パーの声」
2、閉じていて相手に染み込む代わりに独善的で偉そうに聞こえる「グーの声」
3、尖っていて相手に切り込む力がある代わりに攻撃的な「チョキの声」
です。
これらの声を「歴代総理で言えば」、「芸能人で言えば」、「スポーツ選手で言えば」と具体名を出しながら解説してくれる内容になってました。
ぼくはテレビ見ないのでちょっと芸能人疎いのですが、それでも知ってる芸能人さんばかりだったのでイメージしやすかったです。
歴代総理は、世代的に中曽根さん以前がピンときませんでした…。
声は結構大事
ぼくも割と対面で人と話をする機会の多い仕事で、話し方とかもちょっと気にしてたりします。
前にもちょっとそんな内容を書いたことがあります。
ぼくは声が低くてちょっと通りにくいんですよね。
なので、声を張って相手に無理やり届けるよりは、相手にこちらに注意を向けてもらってから静かに語る方が良いのだろうとか思ってます。
北風よりは太陽的な感じです。
そういう意味ではちょっとヒントもらって得したなーって感じでした。
あとハッとしたのが「子どもが親の声の出し方の真似をする」ってことです。
言葉遣いや話し方を真似するのは意識してましたが、声の出し方を真似するってのはちょっと意識してなかったかもです。
AIがいろんな事務仕事を代わりにしてくれる将来、「人前で話すスキル」はぼくら以上に人生を左右しかねないものになりそうですよね。
スマートスピーカーが今より高性能になってったら「それでもあえてこれは人の肉声で聞きたい」ってモノに価値が出てくるかもしれません。
そう考えると、ぼくらの子ども世代はぼくら以上に声の出し方が大事なことかもしれませんね。