全力を出し切ったイラストが完成しました!

今日は、毎月トップ絵を描かせていただいているGAMEHA.COMさんとこに提出した12月の作品のご紹介です!

サンタコすなおさん

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いやぁー!頑張って塗りました!

間違いなく、今年一番力を入れて描きましたよ!

先日「一緒に色ぬりしませんか?」と線画を皆さんに投げたイラストなんですが、ものすごい多くの方が参加してくださいまして「これは発起人がちゃちな仕上げをするわけにはいかない!」と気合が入った次第です。

rito.gameha.com

 11月のメンタルを振り返る

ぼくは毎月10日頃になると「翌月のGAMEHAのイラストどうしようかな~」と構想を練り始めるんですね。

で、ざくざくっとラフを描いて15日くらいから描き始め、月末に間に合うように仕上げてだんやんさんにお送りしています。

しかし、先月中ごろから最近ずっと悩んでるうーん?悩んでるほどではないですね、どちらかと言えば「ぼんやり考えてる」って方が適当でしょうか。そんな考えががブシュッと噴出しちゃったんですよ。

何度かブログで書いてる通り、ぼくはデシタルでイラストを描いてるのとは別に、2000年頃に美術の大学で学んだことを基礎にして、アナログでもいわゆる「絵画」ってやつを嗜んでるんですね。

ブログに上げてるイラストは、そっちでやってることの応用で描いてるのですが、構図や配色が良い意味でも悪い意味でも「古典的でおとなしい」って自分で思うんです。

「見やすい」かもしれないけど「ダイナミズムがない」という言い方もできると思います。

「いい人だけど面白くない」みたいな感じです。

まして、スマホの画面なんかで見るのなら、むしろ主張してくるくらいの構図の方がいいんだろうなって思ったりします。

さらに、GAMEHAさんとこにお渡ししているイラストは壁紙配布もしているので横長固定なんですね。

横長構図って、風景画なんか描くには向いてるんですが、ソロの人物画描くのにはぼくにはちょっと難しくて、それもあって「もっと冒険した配置しないとなー」なんてこともいつも思うんです。

しかし、そう思いながらもなかなかいいアイデアが浮かばない。

多分ぼくは、デジタルネイティブな若い方々の感性についていけてないんです。

普段はあんまり気にしてないんですが、そんなことぼんやり考えてて、多分秋の気候と最近の表現の不自由さにも当てられ、いつも以上にメランコリックになって「あーペンが進まねぇ~」ってなってしまってたんです。

そんな時にあけみさんが塗り絵企画をされてて、それがめっちゃ楽しかったので

「そうだ、ぼくも皆さんと一緒に塗ろう!」

ってことで塗り絵企画が勃発したわけなんです。

巻き込まれてくださった皆さんほんとありがとうございます!

塗りながら「え?ココどうなってんの??」って思われた事も多々あったかと思います。

ぼく、あんまりレイヤー増やさなくて(もとい増やせない)途中で線画も統合して塗ってくんですよ。

レイヤーを増やして多構造的に絵を見られないというか老害?

で結局「どうせ塗って潰れる線なんだから、最初は雑でいいじゃん!」って思ってるんです。

詳細は、以前もご紹介したことのあるこちらのメイキング動画をご覧ください。 


塗り絵18倍速

 

ぼくの線画、細部がラビリンスだったことと思います。

お手数をおかけしました!

それから、ぼくのお絵かきの一番の楽しみが「画面内の色の響き合い」なんですね。

「美しい構図のために背骨を増やしました」っていうアングルの名画「グランド・オダリスク」なんて福音の絵です。

「隣り合う色同士がどう響くと綺麗か?」みたいなのを考えるのが好きで、なので色なしの線画状態だと立体感とかデッサンとかガタガタだし、光源をどこに設定して影がどちら側につくか、みたいなことも全く計算してないんです。

「りと的キュビズム」と呼んでくださっても結構です(カッコイイ)

そのことに苦しまれた方もいらっしゃったことでしょう。

重ね重ね、お手数をおかけしました!

そんなぼくの線画ですが、それでもご参加くださった皆様にほんと感謝です!

皆さんが喝を入れてくださったからこそ今回ここまで厚塗りができました。

つまり今回のイラストは皆さんとの共同制作だと思います。

ほんとありがとうございます!!

というわけで、次回からは皆様からいただいた塗り絵作品をご紹介するまとめ記事へと続いていこうと思います!

「ん?次回から?」って思われたそこのあなた!

そうなんです、あまりに多くの方にご参加いただいたため、とても1記事ではまとめきれないんです!

さぁさぁ、祭りの始まりじゃぁ~!!!

ドゥルドゥルドゥルドゥルドゥルドゥル(ドラムロールの音とともに次回に続く!)