高校時代、紅茶にどハマりしてました。

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何がきっかけだったのか、今ではさっぱり覚えていないのですが、ぼくは紅茶にどハマりしていました。

ティーポットを部屋に飾り、茶葉を小瓶に入れて並べていました。

ストレートならアッサム

ミルクならセイロン

レモンならダージリン

アイスならオレンジペコーが好きで、その日の気分でいろいろ楽しんでました。

朝いれた紅茶を水筒に入れて、学校にも持って行ってました。

友達の誕生日に、お気に入りのパッケージの茶葉をプレゼントしたりもしました。

学校帰りに本屋で紅茶の本を立ち読みし(まだネットありませんでしたからね!)(KinKi Kidsの2人がダイヤルアップ接続のCMしてた記憶があります)、家に帰ってアップルティー用のりんごの皮を茹でたりしてました。

「あの熱量は一体何だったんだろう?」

そんな思いが突然脳裏に去来しました。

美術部所属の男子高校生が気取って紅茶をいれる様は、冷静になって今思い返すとかなり痛いのではないだろうか?(今現在紅茶にハマられてる男子高校生の方が読まれていたらごめんなさい…ぼくはキミの先輩だ!)

大学生になって、課題の多さに夜更かしすることが多くなり、気つけ薬的にコーヒーを飲むようになってからは今度はすっかりコーヒーにハマってしまい、今はコーヒーばっかり飲んでるんですけどね。

ぼくは「カッコつけたがり」なんですよね。

「イケメン」は選ばれた一握りのエリートに送られたギフトですが「カッコつけたがり」は誰にでもなれるところがとてもいいです。

ぼくが思うに、上部だけのカッコつけたがりは「イタイ感じ」かもしれませんが、そこを突破して内面までいくと、一定の評価をもらえるようになる気がします。

ぼくの紅茶好きも「お洒落な人たちと同じものを体内に摂取すれば、内面からお洒落オーラが醸されるようになるんじゃないか?」という浅知恵だったようにも思います。

ただ、そんな浅はかな考えからでも、一歩踏み入れてみるとそこには奥深い世界が広がっていて、そうやって始めたいろんなことが今ではぼくの一生の楽しみになりそうにもなっていて、自分がこういうミーハーな性格でよかったなって思うこともあります。

インテリアも、知識も何もなかったのですが興味があって、部屋の模様替えとか何回やったか、わかりません。

高校生だった当時は自分で家具買う金なんてありませんでしたから、せめて気にいる並び方を一生懸命模索してたんです。

それが今では、次々と買う余裕はないにしても、お金を貯めてはお気に入りの家具や雑貨、家電を買って並べられるのですから、それだけでも仕事に感謝です。

ぼくにとって働くってことは、欲しいものを買うために先にこちらが提供するものって意味合いもあるので、全然嫌なものではないんです。

今年も頑張ります。

そんなこんなで、これからも楽しく生きていきたいなーと思います。

そーいえば、ぼくが根はオタクなくせにいまだにファインアートやってるのも、思春期の頃は「マンガ描いてます!」じゃなくて「絵画やってます!」って言ったほうがモテそうだという邪な考えからでした。

これが青春の力ですね。