ほんと「にわか」で申し訳ないんですが、しょこたんにまつわるコンテンツを2つほど語らせていただきます。

ぼくがラジオが好きでよく聴いてるのはちょいちょいブログで綴っている通りです。

で、よく聴くラジオ番組の中に「アニソン・アカデミー」というのと「リミックスZ」ってのがあるんです。

「アニソン・アカデミー」っていうのは、毎週アニソン関係のゲストを読んでそのゲストにまつわるアニソンをかけるんですが、70年代から最新のアニソンまで幅広くかかりまくる番組で、最新の曲に「かっこいいな〜」って思ったり、子どもの頃聞いてた曲が流れてきてどうしようもないジュブナイルな気持ちになったりする番組です。

www4.nhk.or.jp

「リミックスZ」は、毎週ニッチな業界の専門家がゲストで登場するんですが、このニッチさが本当にマニアックで「そんな世界があるのか!」と驚かされることが多い番組です。

park.gsj.mobi

で、この2つの番組には共有点があって、パーソナリティーの1人がどちらもしょこたんこと中川翔子さんなんですよね。

番組の内容が好きでラジオ番組を聴いてるんですが、結果としてぼくは毎週2時間半しょこたんの語りを聴いてることになりまして「これはちょっとしたファンのような所業だな…」なんて思います。

昨年、しょこたんは『「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない』というご自身の受けたいじめ体験の話と、現在のいじめの実態、そしていじめがなくなるためにできることなど識者に取材した内容などが纏められた本を出されました。

「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない

「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない

  • 作者:中川 翔子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2019/08/08
  • メディア: 単行本
 

 ラジオでよく宣伝されてたのでぼくも読みました。

…嘘です。

途中で読めなくなっちゃいました。

いつも楽しそうに、好きなことについて熱くハイトーンで語ってらっしゃるメディアで見るしょこたんとはイメージが違いすぎます。

実は、ぼくも今振り返れば「あれはいじめられたてな」って時期があったんですよ。

小学校1年生の頃でした。

大人しい性格だったぼくを「男らしくない」「キモい」と思った上級生がからかったのがきっかけだったように思います。

でも、エスカレートする前にぼくがある時「逆ギレ」して、なんか主犯格複数人に囲まれた時に暴れまくったことがあって、それ以降一目置かれたのかいじめはなくなりました。

逆ギレできる胆力があったこと(普段とのギャップの効果もあったと思われます)や、大怪我にならなかったこと、まだ「男の子は少々喧嘩するもの」というギリギリ昭和の空気があったことなどの幸運がうまく重なったんだと思います。

そんな考えさせられる本も書かれるしょこたんが『RGB ~True Color~』というアルバムをリリースされたんですね。

これまたラジオでバンバンかかるので耳に残るわけなんですが、その中にスカイピースさんとコラボした「六畳間から、世界へ」って曲がありまして、ぼくはその曲にちょっと感動してしまったんです。

「パソコンってものを使ってネットの世界を初めて垣間見たときのワクワク」と「今のネット社会の歩き方」について歌ってる名曲で、小学校の朝の会で毎日歌ったほうがいいんじゃないかと思う内容なんですよ。

そうそう!

ネットってこういう可能性に満ち溢れた世界って印象だったよはじめの頃!

顔も名前も知らないのに、趣味が共通する人と繋がって、趣味の話をなんの遠慮も気兼ねもなく延々語って、お互いの創作を見せ合ったりコメントしあったり。

やってることは今もそう変わらないのですが、なんだか最近は昔よりネガコメとか炎上とか、気にしないといけないことが増えた気がするなーってしょんぼりすることも増えた気がします。

昔はもっと「未来感」があったよな〜みたいな、そんな鬱っ気をスカッと吹き飛ばして、さらに「こういう時はこうしましょう」みたいなことも教えてくれる名曲なんです。

「リミックスZ」なんて、タイトルが変わる前から10年以上のリスナーなのに、今更ファンになってしまいそうな、そんな書籍とCDアルバムについてダラダラ語ってしまいました。

メイキングのドキュメンタリーで作られたMVがあったので、この後のネットサーフィンのお供にどうぞ。


中川翔子 meets スカイピース 『六畳間から、世界へ』Music Video