2009年のMacBookをSSDに換装した話

5月のとある出来事です

このMacBookはぼくの初MacBookで、今はもうない全身真っ白のキレイなデザインに当時惚れ惚れしてたものです。

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中も真っ白です。

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ほう…

おっと、うっとり眺めてしまいました…!

で、このMacBookさんなんですがツイートの通り、ある日突然電源ボタンを押しても全く反応がなくなってしまいまして、「これはなんとなくハンダゴテを使って基盤をなんかしないといけないくさいぞ…!?」なんて思ったりして、そしてその頃には今使ってるMacBook Proをメインに使ってたもんで、そのまま娘の「ほいくえんのせんせいごっこ」とか「おみせのレジごっこ」の道具として第2の人生を歩んでもらうことにしてたんです。

そのはずが

今年の5月に、子どもたちが休校の煽りを受けて学校からオンライン課題をもらって帰ったんですね。

で、スマホやiPadでもできるんですがあまりに画面が小さすぎて「こりゃパソコンの方がいいのでは?」なんて思いまして、でもそんな突然お金なんてないし「あーこのMacBookの電源入ればな〜」なんておもむろに白い彼女の電源ボタンを押してみたら「ジャーン」って最近のMacではなくなってしまった起動音がするではありませんか。

「こ…この子、まだ立ち上がろうとしてる…!まだ働きたいのよ…!」

娘が好き勝手遊んでたおかげで切れていた回路がつながったのかもしれません。

電源は入るけどOSが立ち上がってないのでOSを外付けしてそっちから動かしてみよう、ついでだからHDDじゃなくてSSDで高速化してやろう!と考えました。

Macはなんか「パソコンに詳しい専門家が使うもの」と思われがちですが、実はめっちゃ構造が簡単で、むしろ詳しくない人にこそお勧めなんですよね。

だいたいこんな感じの目論見です。

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まずAmazonで3000円のSSDを購入しました。

SanDisk 内蔵 2.5インチ SSD / SSD Plus 120GB / SATA3.0 / 3年保証 / SDSSDA-120G-G27
 

子どもがファーストMacとして使うんだからこれで充分!

これをUSBで繋ぐためのケースは持ってました。

 SSDをケースに入れて、ぼくがメインで使っているMacBook Proくんに繋いで、OSをインストールします。

その後白い彼女につないで電源ボタンを入れてみると…

ちゃんと動きましたよー!

感動に震えました。

しかし、せっかく美しいボディをなさっているのに、常にピロンとSSDがつながってるのはなんだか鎖に繋がれた美女のようで背徳感すらあります。

そこでHDDをSSDに換装してしまうことを企てました。

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フィジカルな取り組みとしては、中開けて、右下のHDD部分をSSDに付け替えるだけです。

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ぱぱっとやって起動!…と思ったらエラーが出ました。

どうやら外付けと内蔵では形式(的なもの)が違うらしく「フォーマットしなおしてください」と言われました。

げんなりしてるとなんと「なんならこっちでやっときましょうか?」って聞いてきます。

なので「よろしくー」って返したら、この子勝手にSSDを内蔵ディスク用に書き換え、ネットからOSをダウンロードし始めるではありませんか!なんて賢い子!!

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というわけで、すったもんだがありましたが無事復活です。

2つくらいつまづいた部分があったので記録を残しておきます。

1、はじめ最新OSの10.15をインストールしたらこのMacBookには対応しておらず、起動しなかった。(ネットで調べたら起動するって記事を見つけたのでやったんですが、よく見たら裏ワザの類でした…)10.13を入れ直したら動いた。

2、いちどフォーマットし直した時に、外付け時に設定したログインパスワードが生きてて、OSをネットからダウンロードしようとした時ロックがかかってできなかった。もう一度現役MacBook ProくんにUSBで繋いでフォーマットし直した。

2009年のモデルが現役バリバリサックサクです

今回改めてAppleさんの凄さを思い知らされました。

10年以上前のモデルにまだサポートしているOSがインストールできて、全くストレスなく動くんです。

流石にバッテリーの減りは「早いな…」と思いますし、今となっては持ち運ぶには重たすぎる躯体です(当時はカバンに入れて出勤してましたが…!)

でも、家に置いて使うにはなんら問題ないんです。

これで当時新品で10万そこそこだったコトを考えると、ほんとコスパいいなあ…といういつものApple好きのぼやきで今日のお話は終わりそうです。

Appleに限らず好きなものに囲まれて生活してるのはそれだけでウキウキしますよね。

ぼくはこれからも自分の感性を磨いて心の声をよく聴いて、本当に必要なものだけ身の回りに並べて楽しく生きていきたなと思います。