今週のお題「暑すぎる」
一度きりの夏、未体験の夏、初体験の夏…。
最近ちょいちょい目や耳にするフレーズですが、こーいうのって本来もっと魅惑的でアバンチュールな夏に対して使う言葉ですよね。
そんな言葉を、あえて今年の夏に使うあたりに、なんというか「今年の夏をなかったことにしたくない」というか、転んでもただでは起きない不屈の精神を感じたりします。
そして、そんなスピリッツを根こそぎへし折られそうなくらい暑いですね。
専門家のお話によると、梅雨が長引いたせいで南に暖かい空気が溜まりに溜まって、元気玉のようになって日本に飛んできてるのが今の状況らしく、そして梅雨が長引いたのは暖冬の影響で、つまり今年の年明けにはダイヤモンド・プリンセス号と共に今年の夏は運命づけられていたってことのようですね。
あったけぇ…どころの騒ぎじゃない…!
もしオリンピックやってたら、今頃病院はコロナではなく熱中症患者でパンクしてたかもしれませんね。
「異常気象」なんて言葉ももう全く珍しく無くなってしまって、もうこれが「通常気象」なんでしょうね。
今年の熱さは、努力と根性でどうにかなるものではないみたいですし、無理せずエアコンガンガン使わないとダメですね。
でも換気もしなければならないわけで、どこもかしこも窓を開けててエアコン全力全開で無理をさせてます。
そんな様子を見るにつけて「人類はコロナで滅ぶのが先か、それとも地球温暖化で滅ぶのが先か?」とか終末思想が脳裏をよぎったりしてしまいます。
なんらかの技術のブレイクスルーがおきて「エアコン並みに涼しくなる扇風機」とかこれから開発されてくといいですね。
そして「夏もマスク着用が当たり前」の時代になるのかもしれません。
そうなってくると、ファッション雑誌もモデルさんも、マスク込みでコーディネイトを提案するようになるかもしれませんね。
大人オシャレなマスク…ぼくの平凡な想像力では、アラビアンナイトな感じとかエキゾチックでいいですね。
そこに日本人独特のかわいさをミックスしていくとか。
若者を中心に日本の忍者みたいなマスクとか、気品あふれる大人な男性には聖徳太子や源頼朝とかが持ってる笏とかカッコいいかも…?なんて思ってしまいます。
おりしも、日本の伝統文化が見直される昨今ですし、雅な感じがいい気がします。
ともあれ、ほんとこの暑さにただではやられたくないですよね。
今年の夏を犠牲にしないためにも、今広まりつつある、例えばテレワークとか時差出勤とかはまじでスタンダードになって欲しいです。
暑い中、仕事での移動はもう必要最低限でいいです。
昼間の2時や3時にフォーマル着込んで会議や出張にいくなんてやめましょう。
エアコンの効いた部屋で仕事できるなら「クールビズってどこまで許されるのかなぁ?」なんて気にしなくてもいいですし。
そうそう、オリンピックや夏祭りといった行事で「奉仕の精神」を人質にボランティアという人足を募るのもついでにやめようそうしよう!
どうかホットでクールな夏がスタンダードになりますように!
後半、感情的になって愚痴をこぼしてしまったことをお詫びいたします。