お絵かきは筋トレのように

気がついたら9月になっていたので、毎月恒例の、ぼくが扉絵を描かせてもらっているポータルサイト「GAMEHA.COM」さんとこに提出した今月のイラストをご覧ください!

こちらでやんす

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この、倒れてしまいそうなポーズ!

これが先日ぼくが申しておりました「浮世絵みたいなポーズ」です

最近練習しているプロクリエイトでは、なぜかこーいうのが描けません。

まだ慣れてないんだろうな〜って思います。

やっぱ練習あるのみっすね!

あくまでぼくのイメージなんですが、絵ってひたすらインプットとアウトプットを繰り返してると上達していきますよね。

インプットだけ、アウトプットだけではダメで、入れて出してがいい感じに循環して相互作用してやっと効果が出る気がします。

なんの知識も入れずにひたすら描いても上達しないし、知識だけ詰め込んでもなんのことかわからないし、描きながら技術書とか読んでまた描いてると「ああそういうことかぁ〜」ってわかるっていうか。

当たり前のことなんですが、意外と手間なんですよねこれ。

それってなんとなく筋トレに似てて、なので才能っていうより努力と根性の世界ってイメージです。

絵の才能っていうのは、この努力と根性を「うっひょー楽しいぃぃぃ〜!」って疑うことなく続けられるかどうかなんだろうなーって思います。

ぼくは「でも、このままでいいんだろうか…」って思っちゃったので就職してリーマンになっちゃいました。

あと、どこかで何かブレイクスルーというか、事故みたいなものも必要なんだろうなって気がします。

その事故って、綺麗な景色とか映画の美しいシーンを見て感動するとか、美味しいもの食べてびっくりするとか、直接関係なさそうなところに隠れてて、そーいう刺激と普段のインプットとアウトプットがケミストリーを起こすとなんかすごい作品を生み出してしまうんだろうな〜って印象です。

ところがぼくみたいにリーマンやってると、圧倒的にそーいう時間が取れないわけです。

でも、だからといって腐ってしまって死んだ魚のような目をしながら心の窓を閉め切って平日を過ごすのもまた勿体なくて、例えば上司の重力に逆らわないワガママなボディから中年おじさんの描き方とか、出張先で名刺交換した女の子の華やかな着こなしから配色のアイデアもらうとか、なんかそーいうインプットができたら良いなぁ、と思ってます。

最近プロクリエイトで楽しくお絵かきしてますが、まだまだ思った通りの塗りができません。

でも、隙間の隙間時間でも絵が描けるのはすごい楽しいです。

板タブ初めて買った時も全然描けませんでした。

でも「これからはデジタルだ!」とか思ってしまって「毎日2時間はペンタブ触る!」と決めて練習して、それでも慣れるまで半年くらいかかったのを覚えています。

ぼくは才能がないので、こーいう地道な訓練が必要なんだろうなって思うし、時間をかければなんとかなるってわかってるところがまた勇気をもらえるところです。

ちょっとずつ、やっていこうとおもいます。

ただ、先日会議でメモアプリを開こうとしたら前日立ち上げたままのプロクリエイト画面が開いて焦ったので(みんな資料広げるのに集中してて気付かれなかった)、ゆくゆくはやっぱりiPadもう一台買ったほうが良いかもしれないっす…。