今週のお題「読書感想文」
あれ?もうこれ「先週のお題」ですかね?
まぁ、お付き合いください!
このブログの三本柱は「イラスト」と「雑記」と「読書感想文」なんですよ。
りとブログ2020年8月29日現在の913記事中158記事は読書感想です。
え?「三本柱」と言うのなら300記事くらいあった方がいいのでは?ですと?ゲフンゲフン!
というわけで、さぁどれでもどうぞ!
…と、そんなぼくの前に、読書感想が書けない小説が現れました。
それが「三体Ⅱ」です。
これは『三体』の続編で、上下巻にわかれています。
今までも、続編とか上下とかの読書感想を書いてきたことはあるんですが、これに関しては書けないと思いました。
三体Ⅰの感想は書いたんですよ。
で、この続きになるわけですが「え?そういう展開!?」って話で、なにを書いてもネタバレになってしまいそうです。
そこで、あえて「食レポ」というジャンルにぼくなりに喩えてみようと思います。
Ⅰは「どこのお店に入るか決めた」です。
Ⅱの上は「注文を決めてオーダーした」です。
そしてⅡの下は「シェフに別のメニューを勧められた」って感じです。
ダメです。
これ以上は言えません。
ただ、食レポかと思ったのにいつまでも料理が出ない感じなんです。
でも、どんな料理が出てきて、どんなレポートを見せてくれるのか、それがひたすらに気になって、そのせいで読む手が止まらないんです。
この、焦らされて焦らされて…が好物な人にはたまらない物語だと思います。
こーいうのって、好く好かんがありますよね。
特に最近は「ちょっとでも視聴者を飽きさせる時間があってはならない」みたいなのがコンテンツの流行になってて、始まったと同時にテーブルの上に料理があって即食べる、みたいなのが多いですしね。
ただ、ぼくみたいなのんびりした人間には、そーいうのって情報量が多すぎてなんか集中砲火を浴びせられてるような気がして疲れてしまうところがあるんですよね。
なのでやっぱ、音も映像もない、自分のペースで読み進められる本って媒体は良いなぁ〜、って改めて思いました。
まぁ多分、ぼくみたいに感じてる人は意外と多くて、だからYouTubeで咀嚼音だけがずーっとながれるものや、焚き火をぼーっと眺める動画も同時に話題になってたりするんだろうなって思ったりもします。
そんなぼくも、アップテンポなロックや、インタラクティブに物語を自分のペースで進められるゲームってジャンルも好きだったりしますし、世の中は一概には語れないようないろんな面白いもので溢れてて、生きてくってのは辛いこともありますが、楽しいものもいっぱいあるもんですな。