睡眠時間を増やしても日中にこなせるタスク量は減らなかった

ぼくの今年の目標に「1日7時間寝る」ってのがありました。

長年、学生の時に信じた90分の睡眠サイクルをもとに6時間睡眠を実践してまして、でも近年はズルズルと5時間睡眠くらいになってたんです。

しかし、去年くらいからいよいよ身体がもたなくなってきて、今年は「7時間寝よう!」と思ったわけなんですね。

結局6時間睡眠になる日もあれば、寝過ごして7時間半くらい寝る日もあったりするんですが、概ね7時間くらい寝れてるかな?って感じで9ヶ月が過ぎました。

振り返ってみると、これまでずっと感じていた「寝すぎると時間がもったいない」とは何だったのか?と思うようになりました。

「寝る時間を減らせばその分やりたいことが色々できる」と信じてたんです。

もちろん、きっちり計測したわけではなくて体感的なことなのですが「1時間寝る時間を増やした程度では、起きてる間にこなしているタスクの量に差はなさそうだ」ってのが、今のところの結論です。

多分、頭がスッキリしてるから、1つ1つを集中してこなせてたり、これまで無意識にぼーっとして無駄に使ってる時間があったりしたんだろうなって思うんです。

なので、結果的に起きてる間にやってることの総量は大して変わらない感じです。

これ、言われてみればどうということはないんですが、ぼくとしてはわりと大発見で、過去に戻って自分に教えてやりたいくらいです。

「そんなに時間に対してキリキリイライラしても大きな差はないよ!」と。

2〜3車線ある道をしきりに車線変更しながら走っても結局目的地に着く時間はそんなに変わらないのと一緒かもしれませんね。

代わりにぼくは、やっぱりどうにもきっちり予定を組んでその予定通りに行動するのが好きみたいです。

学生の頃とか、朝起きたらその日の予定を30分刻みくらいで計画して、なにかイレギュラーなことが入ってくるとイライラするような人間だったんです。

でもこれ、なんか周りから見て神経質っぽいし、ぼくの理想とするアーティスト像っぽくないな〜って思って、20代の半ばくらいから意識してやめてたんですよね。

でも、やっぱぼくはそういう生き方が根っから好きみたいです。

「この後はこれする」みたいなのがあると安心するし、逆にないとなんか不安で、そのせいでイライラするみたいなんです。「これ今なにやる時間!?」みたいな。

もちろん今は、小さな子どもがいるので予定には遊びを持たせたり複数パターン用意しておかなきゃいけないんですが、それでも可能な限り予定を立てて行動しようかな、と最近思います。

その方がぼくは心が平和みたいです。

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ぼくだけじゃなく全人類の心の平和のために忖度してぼくが寝てるイラストはやめました。