本日もだいたい週一くらいで更新している漫画の続きをご覧ください!
グランピレパ物語102話
この作品は、しぐれアニキ(id:nagatakatsuki) 主催の「PFCS」という「参加者それぞれが国とキャラを創作して互いに交流する企画」に参加させてもらって描いてます。
現在は、ねず(id:nezuzyouzi)さんの「ワコク」を舞台にお話が進行中です。
最近お絵かきをiPadに移行しつつありますが…
ここ2ヶ月ほど、気軽にお絵かきができるiPadに創作の舞台を移しつつあるんですが、それでもやっぱ漫画描くのはMacでクリスタが便利ですねぇ〜。
いろんな機能にすぐアクセスできるっていうか、痒いところにそっと手を伸ばしてくれるっていうか。
え?こんな雑な漫画なのに文句言うなって!?
雑だから続いてるんですよ!
以前も書いたことがある話なのですが、ぼくは学生時代は人並みに同人誌とかつくってイベントとかに参加する健全なオタクだったんです。
でも就職して、それこそ前回書いたような仮面を被って「演じる」ようになってからぱったりと行くのをやめて「もう漫画描いたりすることないんだろうな」って思って10年くらい過ぎて、現実から目を背けたくなってブログはじめてまた漫画描いたらすごく面白かったと言う歴史があります。
別にクオリティ高くなくていいので、ノリとパッションでベロリと吐き出せるのがすごくいい感じで、その時ぼくをMacとクリスタってヤツは最高にいい感じにアシストしてくれるってわけなんですね。
なのでコレからも、コレくらいのテキトーな漫画をダラダラと続けられたらいいなって思ってます。
そうやって始めた、現実を逃避して、仮面を被って本音を語ってるブログですが、こうやって自分のその時その時の思いや考えを記録してるってのは、なかなかいいもんだなって思うんです。
先日、地元の博物館にフラッと行ったんですね。
そしたら、おらが町の江戸時代のお殿様にまつわる記録が残ってて、それがかなり綿密に記録されてて、解説文によると、偉い人たちは自分の一族の記録が財産だったんだって書かれてたんです。
そんな話を最近別のとこでも聞いたなーって思いまして。
なんだったかって言うと『日曜美術館』というぼくが毎週楽しみに見ているテレビ番組でやってた「正倉院展」の話なんです。
当時、ナウマン象の歯を鎮痛剤として使ってたそうなんですが、誰がいつどんな症状の時に使ったかって記録が詳細に残ってるんだそうです。
1300年も前なのに、ですよ。
その時も「記録が宝だった」って話が出てたんですね。
昔は今より人は簡単に死んでただろうし、だから命をつないで一族の記録というか歴史が重くなっていくことが宝に等しいということなんだろうなって、なんか眼から鱗が落ちました。
現在は医療も発達してるし、モノが溢れてるから、生活の全てを記録したり保存したりするのはちょっとナンセンスかもしれません。
それこそこうやってブログみたいなデジタル記録を、ぼくみたいなどうということのない一般人でも残せることができて、そーいうのの積み重ねが今の日本の記録として残っていったりするのだろうか?
それはそれでロマンがあるなぁ、なんて思ったりしたのでした。
というか、そもそもブログってウェブログの略でしたね。
まさ記録だった!
とか考えてると、ここ数年の公文書の記録すら曖昧なのに「美しい国」てのは、なかなかエッジのきいたギャグだな、とか思ったのでした。