ぼくは朝活も諦めた…だが!?

早すぎた男であるぼくは、今を遡ること20年前の学生時代から朝活をやっておりました。

当時は「人の睡眠リズムは90分周期なので6時間睡眠がベスト!」みたいな風潮があって(すくなくともぼくが当時あたった文献では)、いろんな6時間睡眠を試した結果、ぼくは11時に寝て5時に起きるのが1番自分に合っているという結論に至りました。

学生時代に11時に寝るなんていうのは奇人変人でしかなく、友人知人に寝るのが早いことを「子どもか!?」とバカにされ、起きるのが早いことを「おじいちゃんじゃん!」と笑われたものです。

それでもぼくはこの生活サイクルを守り続けました。

するといつしかぼくの苦労が身を結び「朝活」なんて言葉が世に出回るようになり、できるビジネスパーソンや成功した偉人が皆朝活してることが知られるようになり、ぼくはそれまでの虐げられた人生から一転「時間の使い方の上手い人」みたいに評されるようになりました。

そんなぼくは今、新たな人生の岐路に立たされています。

最近、ぼくが朝活をしていると物音を察知するのか2歳の次男が起きて泣き出してしまうのです。

そうなるとぼくは慌てて寝室に直行し、彼が再び寝息を立てるのを見守り、またそっとベッドから抜け出します。

この時、ちょっとでも音をさせようものならあとは無限ループで「今日の朝活の終了を宣言します」です。

もちろん起きない日もあるんですが、常に「起きるなよ〜起きるなよ〜」と不安と祈りを募らせる容量を頭の片隅で使うことになるのでなんか集中できません。

そこでぼくはこのたび、抜本的な構造改革に乗り出してみることにしました。

朝活時間としてとってる時間分をごっそり夜更かし時間に充てて、小学校に行ってる上の子らが起きる時間まで次男と共に寝るという試みです。

今年ぼくは「目標7時間睡眠」を掲げてきましたので、具体的には子どもが寝静まって家事を終えた後23時30分まで夜更かしをし、朝は6時30分に起床です。

朝活時、ぼくは日が登る前にカーテンを開けて、空が白んでいくのをぼんやり眺めるのが大好きで、これが生活からなくなるのはちょっと寂しいなと思ったのですが、夜家族が寝静まったあと1人ゴソゴソするのは、これはこれで楽しくて、なんだか小さな星に1人でいるような不思議な気持ちになったりします。

ストーブを消して、着る毛布とブランケットにくるまって余熱でヌクヌクするのも良いもんです。

窓から見える近所の家や建物の街頭の明かりもなんだかちょっとロマンチックです。

しかし

いくつか問題も発生しています。

今まで朝型人間だったぼくが突然夜更かしを始めてしまったので、なんというか、夜は頭に靄がかかってるような、朝ほどフレッシュな気持ちでクリエイティブな活動ができません。

え?

酔ってるからだって?

それな!?

そして先日導入したゲーミングチェアですが、座り心地が良すぎてぼくを夢の世界に誘おうとしてくるんです…!

ま…まずい!

意識が遠のく…!!

結果、寝落ちしてしまう日もちらほら…。

やはりぼくには朝活が向いてます。

でも、次男がもうちょと大きくなるまでは今のスタイルの方がいいかもしれない…。

悩ましい…!

これは大きな課題です。

人生ってやつは、ホントままならんもんだ…!

え?

だから呑むのを辞めろって??

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ホントそれな!!