ずっとこのままなら良いのに

たまにブログで書いてるんですが、ぼくは日曜の夜が全く憂鬱じゃないくらい仕事が楽しいです。

この状態をつくるために年スパンで根回しというか準備をして、「今の環境は自分で作った!」って自負もあります。

当然、運が良かったということもあっただろうし、20代の頃は「もう寝る時間を削るしかない!」てくらい仕事がしんどかった日々もあったので、本当に幸せな人生を送らせてもらってるなと感謝しています。

おそらく、いくらか所帯の大きなトコならどこも同じじゃないかと思いますが、年が明けてちょっと経つこの時期くらいから、人事の噂がザワザワと流れはじめますね。

あーそういう時期か〜、と思います。

ぼくはいわゆるミドルリーダーという立場にいます。

物語だと、四天王とか、七武海とか、八部衆とか、今だと柱ですかね。

上にも下にも気を使わないといけないっていう悲哀を謳われることもありますが、考え方によっては、ある程度の権限はありつつ、最終的な責任は上に持ってもらえるという美味しいポジションでもあります。

ぼくは自分のことをコミュ障と自己分析してますが、だからこそ、普段の連絡を意識して密にしつつ、それでいて仕事以外のプライベートな話はしない(できない)ので、上からしたら、上下左右外どことも喧嘩しない「ハブ役」にもってこいに見えるんだろうなーって思います。

ぼくとしても、そう思ってもらってるのは好都合で、できるだけ長く今のポジションを命じてくれてればいいなーって思ってます。

というわけで、このポジションになるために頑張ったのと同様に、今は居座り続ける努力を行ってる日々です。

ここで結果を出して「りとをここに置いといてよかった!」と思ってもらうのです。

ただ、気をつけないといけないのは、結果を出しすぎて目立って上に引っ張られることです。

給料は上がるでしょうが、これ以上責任を負うのはしんどいなぁ〜、と思います。

おそらく今の状態が、仕事量・責任・給料のバランスがぼくにとって1番ゴールデントライアングルなんだと思います。

なので、このままがいいなぁ。

「上昇志向がなくてどうする!?」「良い歳になったら若者に還元すべき!」「お前たち世代は人数少ないんだから全員活躍してもらわないと困る!」とか言われたらそれもその通りなのですが、ぼくらは「若い頃に若者として育ててもらってない」っていう恨みも燻ってたりしますよね。

まあ、誰が悪いわけでもなく「タイミングが悪かった」としか言えないってのも承知してます。

それに、常に右肩上がりの上昇志向は高度経済成長期のイケイケドンドン時代の名残かもしれませんよね。

もっと働き方に自由さがあってもいいなって思います。

選択的週休3日が話題になってますが「選択的」て選択肢を増やそうという話なだけで「国民総週休3日」じゃないですよね。

みんな一緒じゃなきゃいけないって先入観から、そろそろ自由になりたいもんです。

とはいえ、組織全体を思えば、人員が流動的な方が血流や風通しもいいだろうし、なので「別の場所に行け」と言われたらそれに従い、置かれた場所でまた楽しく働けるよう巣作りをするつもりではいます。

それまでは、今を楽しみたいなぁ。

…と、なんかここまで読み返してみると、すごいデキるエリートのぼやきみたいに読めますね…でも、どうということのないおっさんなんですよ、ぼく。

そしてそんなぼくが、家に帰ると夜な夜なこんなイラストを描いてることはここだけのヒミツです。

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