なんか最近忙しくて、仕事→家事子守→仕事のコンボの合間に思ったことをダラダラっと書いたブログ記事が続いてて、ちょっと小難しい話が多めになってるなーと思いました。
というわけで、今日はなにか軽やかな話を書きたいです。
柔軟剤のCMくらい軽やかなやつがいいですね。
最近柔軟剤のCMってどんなのかわからないんですけど!
テレビといえば、正月に録画した時代劇の『ライジング若冲』をやっと見ました。
タイトルの通り、ぼくの大好きな絵師、伊藤若冲さんが駆け上がっていく様を描いたドラマで、自分のやりたいことと家業の青物問屋の責任の狭間で悩んだとこを弟に「お店は私にお任せください!」と言われて吹っ切れて、円山応挙や池大雅といったライバルに恵まれながら切磋琢磨し、晩年の円熟期を迎えるまでを描いたお話しでした。
しかし後半は若冲と、若冲のパトロンだった大天和尚のラブコメでした。
もちろん美しい超絶技巧の絵がたくさん登場するのですが、そんな作品たちの印象をかき消すくらい、中村七之助さんと永山瑛太さんのラブシーンが…うほっ!
「NHKさん正月から飛ばすなぁ〜!」って思いました。
しかも完全版では、地上波では放送できなかったさらなる2人の仲を深く味わうシーンが収録されてるということで、若冲は仏門に入ったりもしてるので「中年坊主のラブ」というシチュエーションに腐女子のみなさんは新年早々眼福だったのではないかと推察いたします。
日本の歴史的にみても別段珍しいことでもないわけですし、LGBTがカジュアルに語られるのは素晴らしいことだと思います。
ただ、現代社会を生きる「保守的」な思想のオジ様オバ様たちには、このドラマはどう見えたんだろう?って気になりました。
「正月の昼間に放送されたNHKの時代劇ドラマ」ですよ。
明らかにぼくらがターゲットにならない枠ではないだろうか?
そー考えると、NHKさんはあえてここでやることで、ダイバーシティの思想をご年配の皆様にインストールしようとなされたのかもしれないな、今年は平和と平等の祭典であるオリンピックもあるしな!なんて妄想をしました。
…とか思ってたら、その会長さんが女性蔑視とかうっかりやっちゃいましたね。
この話はいろんな論点があって、その中に「たしかに良くないこと言ったかもしれないけど、あの人の成し遂げてること考えたら大したことねーじゃん!今辞めさせたら現場回らないよ!」てご意見があるんですが、癌も患われてるもうすぐ90歳になろうかって方が先頭で旗振らないと回らない企画のあり方について、考えた方が良いんじゃないかなーとぼくは思うんです。
一企業なんかで、大事な仕事を一人に抱えさせるのは、その人は有給取れないし病気にもなれない悪手ですし、かなりブラックな状態です。
働き方改革なんてのも推し進めてる一方で、トップがそれはどーなんだろうか?
それとも、トップは良いよな!人材豊富で!という批判への防衛策であえてそーしてるんでしょうか?
って、あれ?
結局うっかり重い話してる??
いかんいかん、今日は軽やかな話をするんです!
アバラバ〜!