何度かブログで書いてる通り、ぼくは自分の仕事が楽しいです。
ただ、たまたま楽しい仕事がぼくに舞い込んできたわけではなくて「楽しくなるようにできる工夫する」という目標を掲げて10年くらいかけて試行錯誤した自負があります。
そんなぼくは、最近新しい目標を掲げてちょっとずつ準備をしています。
その目標とは「定年まで楽しく働ける環境づくり」です。
当然、人事とは読んで字の如く「ヒトゴト」ですから、自分の思い通りにならないこともわかってはいます。
でも、できる範囲の布石をしたいなぁ、と思ってあれこれ動いています。
仕事に関連しそうなことも、もりもりインプットしている最中です。
すると元来ゲーム脳なぼくは、自分がレベルアップしているような気がして、それだけで楽しかったりします。
なんていうんでしょう?
クリアするのに直接は必要ないかもしれないけど、スキルリストに項目が増えてってるような、そんな感じです。
こうやって、役に立つかどうかわからないものをあれこれ収集してると「これも絵を描くことに似てるなぁ」と思ったりします。
諸説ありますし賛否両論あると思うと前置きしますが、ぼくは結局、絵を描くというのは森羅万象からなるべく多くの情報を受け取って、その中から自分が表現したいと思ったものを取捨選択して画面に載せてくものだと思うんです。
これは別に写実の表現に限ったことではなくて、創作やファンタジーの世界を描くときでも同じだと思うんですね。
どんなに異世界を表現しようが、人間の骨格は同じだし、亜人やクリーチャーだって分解すればいつかは何らかの動物に通づる骨や内臓に行き着くし、金属や鉄、木といったものの質感だって写実を参考にしなければならないわけですよね。
だったらやっぱり、ぼくら現実世界をどれくらいよく観察して情報を得ているかが大事ってことで、仕事も絵も、基本は役に立つかどうかわからなくてもとりあえずなんでとインプットしとけってことなんだろうなー、なんて思ったりして、ぼくはそういう姿勢も絵で学んだんだな、なんて思ったりしている今日この頃です。
え?「言ってることのわりにイラストはこの程度か?」ですって?
いいんです。
日々こつこつレベルアップ、勇者の道もスライムから。
そのうち上手くなります。