楽しそうなおじさんたち

ブログでちょいちょい語ってる通り、ぼくはデジタルでは「りと」と名乗ってこんなイラスト

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を描きつつ、アナログでは本名でファインアートなんかを趣味で嗜んだりしております。

そーすると、ぼくみたいになんか仕事をしつつ、オフのときに何やらクリエイティブなことをする人たちとも知り合いになったりするわけなんですが、そーいう人たちは本当に魅力的な人が多いな〜って思ったりするんですね。

夜な夜なジャズバーを点々としてステージに立つおじさんとか、家族の意向を無視して自然光が1番良い感じに入る部屋をアトリエにしちゃうおじさんとか、お気に入りの絵だけが飾られた部屋をつくって夜な夜なワインを飲むおじさんとか、仕事から帰ったらアトリエにこもって眠くて意識を失うまで作品制作をして絵筆を握ったまま地べたで朝を迎えるおじさんとか、まぁいろいろです。

定年退職後に毎週自分の作業動画をYouTubeにアップしているおじさんとかは、ぼくからしたら本当に羨ましい存在です。

こういう楽しそうな諸先輩方が羨ましくてたまらない一方で「君くらいの歳のころは大変だった」って話してくださるのを聞くと、本当に身に沁みます。

今は辛いけど、いつか楽しくなる日がくるんだろうなって思って頑張らないとなって思います。

最近ちょっと愚痴が多かったなぁ〜なんて反省することがあって、なるべく楽しいことだけ妄想しながら生きていきたいなと思ってます。

思ってはいるんですが、これがなかなか難しい。

というわけで、先人の知恵に縋ろうと、いろんな本を読んで「おぉ、なるほど…!」って目からウロコを落とす夜もあるんですが、同時に「この本読む間があったら絵が描きてぇ!」なんててソワソワしたりもしてしまい、なんとももどかしい気分です。

とにかく、やりたいこととやらなきゃいけないことがいっぱいです。

でも、これはこれで充実したいい人生なのかもしれません。

そーいえば最近、仕事でちょっと新しいことを思いついちゃって、うまいこと軌道に乗せられたら年単位の大きなプロジェクトになりそうなことがあります。

まだ全然上手く乗せられるかどうかわからないですし、サラリーマンの宿命で、途中で人事的な異動もあるかもしれませんが、それはさておき今はウキウキワクワクしつつ、関連する知識を得るためにまた本を積んでしまっています。

ああ、またやることとやりたいことが増えてしまった!

でも、ぼくは基本的に、朝起きたらその日の予定を30分刻みで組み立てたり、その予定がズレたりルーティン崩れたりするだけでイライラしてしまうくらい自分のことをイラっちだと自己分析しているのですが、どうにも周囲の人には「のんびりしているゆるーい人」に見えるらしく、アラサーくらいの後輩からしたら、ぼくも立派な「楽しそうなおじさん」の1人にすでになってるかもしれません。

それはそれで光栄なお話です。