このブログは「イラストと雑記と読書感想」と謳っている通り3つの柱があるイメージです(雑記がイラストと読書感想以外の全てを吸収しているところがズルいですけどね!)。
長いことこのスタイルでやってると、新しい読書感想記事を書いた時に、関連記事で「こんなの読んだっけ?」みたいなのでてくることがあります。
ぼくが鳥頭なだけなのですが、関連記事を他人のふりして読みにいって、あーそうだったそうだった!そんな話だった!ってなると、以前読んだ時の感動が蘇ってきて2度美味しいなって思います。
そんな読書感想記事が最近少なめなんですが、これは最近ぼくが途中で読むのをやめてる小説が多いからです。
なんか不幸な境遇からスタートする主人公の話ばかり引いてしまいます。
もちろんドラマがないと物語として盛り上がらないのですが、それにしたって「これは辛すぎるだろ…」って冒頭に、ページを捲る気持ちが続かなくなってしまうんですよね。
それだけ今は、世の中に不幸な出来事が蔓延してるってことなのでしょうか。
それともぼく個人が、世の中の不幸な出来事にあてられてるのかなぁ。
ミステリーも面白いのですが、人がどんどこ死ぬのが「あー」ってなって続けて何冊も読めないんですよね。
こういう時、なんかこう、無性に平和な物語に浸りたくなります。
そんな時にいいのが、実は異世界に転生して無双する系なんですよね。
誰も主人公を苦しめられないし、辛い目に遭ってる登場人物たちをチートパワーでサクッと助けてまわる物語は、全く何の心の準備もしなくても読めてしまいます。
フォーマットがある分、水戸黄門のように安心して見られるんですよね。
なので実は、重たい小説と異世界転生ものは無限にループできる黄金パターンなんじゃないか?と思ったりしています。
重い物語を読んで心が疲れたら異世界転生もので心が軽くなる、みたいな。
次から次へと異世界転生作品が登場し、アマプラとかでも次々と「あなたにオススメ」ってリコメンドされるのは、ぼくみたいな人が意外と多いんじゃないかなー?なんて思ったりします。
って話をそーいえばなんか、以前も異世界転生モノを褒め称えた記事を書いたことがあったなー。また関連記事で出てくるかな?
異世界転生ものに限らず、最近はなんか見てて辛かったりモヤモヤしたりするパートがサクッと終わって登場人物たちがハッピーになる話が多い気がしてます。
恋愛ものとかでも、昔触れてた作品ではもっと長期間誤解やすれ違いが描かれてたような気がするんですよねー?
ワンピースみたいに、コミックス1冊くらいかけて過去の辛いエピソードを描く話って、古典文学みたいな印象です。
なのでワンピースも、心が元気な時じゃないと続きが読めなくなってしまいました…。
え?ぼくが歳をとって、時間が過ぎてくのを早く感じるようになっただけだって?
そうかも!?
何はともあれ毎日がしんどい時ほどお気楽なコンテンツがいいなと思う最近のぼくです。