筆が乗る

今描いてるイラストの背景です。

日々、日常の隙間にお絵描きをしているのですが、ペンや筆が手に吸い付くような体の一部のように自由自在に使える感覚の日と、ぼくを拒絶してるのかと思うほど思ったように動いてくれない日があります。

おそらくぼくの画力が安定してないことが原因なんだと思うんです。

でも、プロの方が言う「筆が乗る」とかもこれなのかもしれませんね。

もちろんぼくなんかがプロと同じこと言うのは烏滸がましいのだけど「不思議だなー面白いなー」と思う一方で「今15分しか描けないんだから思うように動いてくれよ!」と自分の手を叱りつけたくなってしまいます。

そして、そーやって焦るから余計に描けなくなっちゃたり。

あー!

人間って不思議ですよね。

その日の気分とか、体調とか、気温とか湿度とか、いろんなことがちょっとずつ積み上がってって行動に大きく影響したりして。

そして、よく考えたら行動だけじゃなくて、人間自体も、これまでの日々のちょっとしたことの積み上げの結果ですよね。

ちょっとしたことのどれか1つでもなかったら、今と全く違う人生になってたかもしれない。

ぼくも小さかったころ、両親が共働きじゃなくて、祖父祖母に預けられることもなくて、近所に同い年の友達もいたりしたら、こんなに絵ばっかり描いてなかったかもしれません。

スポーツとかアウトドアが大好きで、テレビのバラエティ番組とかも楽しんで、芸能人も詳しくて職場で休憩時間に話題に入れる、コミュ力の高い大人になってたかもしれません。

まぁ、そんなことを想像する今のぼくは、そういう人種とかかけ離れすぎているので、そーなりたいとも思わないんですけどね…!

なんか最近、ちょっと筆やペンの調子がイマイチ乗らないぼくでした。

前も書いたけど、働きすぎかなー?

そんなこと言いながら、また面白そうな案件が舞い込んできたので喜んで飛びついてるんですよねー。

なんか最近、家でもずっと、あれをこーしてみよう、それをどーしてみようって仕事のこと考えてます。

ちょっとブレーキかけないとなぁ〜。