SNSは隙間時間に

ぼくは隙間時間がないとSNSをやらないってことに最近気がつきました。

子どもの歯を磨いて、うがいしている間とか、そーいう日常の数分です。

この隙間が「数10分くらい」ってわかっていたら、そんな時はスマホじゃなくて本を開きます。

スマホとSNSと現代人の細切れの生活って親和性抜群ですね。

先日、ひょんなことから丸々1日自由時間を手に入れました。

せっかくなので仕事の予定も入れず、掃除もせず、SNSを覗くこともなく黙々と絵を描いていました。

ものすごく久しぶりに「スローライフ」なんてフレーズが脳裏をよぎりました。

そーしていると、いろんなことをポツリポツリと考えます。

先日「ブログのネタがない」って記事を書いたんですよ。

それが嘘のように「これブログに書こう」って思うようなことがあれこれ心に浮かんできます。

ここ数日の記事は、その時に浮かんできた思考がネタになってるシリーズが続きます。

つまり、ここのところ、こーいう時間が全くなかったのだな〜と実感しました。

そもそも、1日完全オフっていつぶりだろう?

日常の隙間にこまめにスイッチオンオフはしてますが、こんなにずっとオフにしっぱなしにしてるのって年単位で久しぶりです。

あー。

3人目が生まれる前だな。

なので4年以上ぶりか。

丸1日絵を描いたのってそんなにぶりか!

なんか今、ひたすら頑張って突っ走ってる自分に感動して涙腺がウルっとしちゃいました。

「そーいう人生を選んだのはお前だろ!?」って言われたらまぁ「おっしゃる通りです」なんですが、それでも家庭を持ったらこんなに忙しくなるのって近代国家としてどうなんだ?

…って社会を憂いても仕方がないわけで、お上に唾吐く間には自分でできることをコツコツやってくの信条なので頑張ろうと思います。

「もし、こうじゃなかったら?」って人生を妄想しないこともないのですが、結局ぼくはこーいう人生を選択してそうです。

大学卒業の頃に、ちょっとだけ絵の仕事をやってたことがあって、チャットやメールで打ち合わせをしたり掲示板で雑談したりはするものの、口を動かしての会話は誰ともすることなく、毎日パソコンの前にへばりついてた時期があったのですが、夕方になると人恋しくなって、用もないのに自転車でフラフラと駅前の方に出かけて行ってたって前科がぼくにはあります。

先輩に「絵が描けなくなるから恋愛はしない」と言った人がいます。

就職もしているのですが、若くして公募展の招待作家になったり、いまは中古物件を自分でDIYもしながら、側から見てるととても楽しそうです。

憧れはしますが、それでもぼくは結局、一人では生きていけないんだと思います。

たまに一人だから良いんだろうな。

だからぼくにとって必要なのは、たまに一人になれる日をいかにして捻出するかってことなんだなってのが、今回のぼくの結論です。

自由に飛びたい…みたいな感じ。