先日娘がコロナの陽性になったって書いたんですが、この件についてちょっと弱音を吐かせてください。
マスター、きつめのアルコールをちょうだい…。
娘の熱が39°まで上がって「こりゃやばい」って病院に連れてったものの、PCR検査の結果が出るのって半日以上かかるんですよね。
家で結果の連絡を待ってるうちに娘の熱はみるみる下がっていってしまいました。
そして「陽性です」って電話をもらった頃にはすっかり平熱になってたんです。
「よかったですね!」って思われるかもしれませんが、皆さん、思い出してください。
小学生の頃、朝目が覚めたら熱が出てて「今日は学校休まないとね…」てなったあと、うっかり11時くらいに熱が下がってしまった時の開放感。
あの、世界の中心にいるような全能感。
あれです。
「自分はもう治った」と主張する娘は、隔離もマスクも断固拒否するわけです。
そりゃそうです。
みなさんの同級生にもいましたよね。
先生の言うことを全く聞かないやんちゃな子って。
もしかしたら、あなたもそうだったかもしれませんよね?
そう、あれです。
さらに悪いことに、本来こども園に行ってたはずの3番目が、平日なのにこども園お休みな上に家族が全員いることにテンション爆上がりで、もはや手に負えません。
そーこーしている間も、職場に「あれはこーしておいてください」「これはそーしておいてください」と電話やらメールやらいろんな通信手段で絶えず連絡を入れ「こーしましたがよかったですか?」「そーしましたので確認お願いします」と返事をもらい、家で元気いっぱいなおねーちゃんと遊びたい4歳児に「パパと遊ぼうねー」とか「お兄ちゃんに遊んでもらいなさい」とか、もはや何が何だかです。
二日後には残り二人の子供らも順番に発熱です。
インフルだろうがおたふくだろうが、一人なれば全員なるのがきょうだいってもんです。
これで親ももらったら完全に詰むと思って子どもが触ったものはその都度消毒消毒。
そんなことをしつつも、8月中に仕上げなければならない書類が職場のデスクの上に今もバベルの塔を作っている姿が脳裏にチラつき、いつでも気分はそぞろです。
RPGの、レベルを上げて装備を整えてボスに挑むように、締め切りから逆算してちょっとずつ仕事を片付けていくのがぼくは好きなんだ!
思わず電話でボスに「夜中誰も接触しない時間に仕事道具取りに行っても良いですか?」って聞いてみたんですが「なんかあったらいけないのでやめてくれ!」って言われてしまいました…そりゃそうですよね、わがまま言ってごめんなさい。
このままぼくは盆休みに突入なのですが、自分のルーティンが崩れる盆と正月が元々ぼくはあんまり好きではなくて、今週職場でしっかり充電してから盆休みに挑もうと思ってたもんですから、来週のことを考えてさらにゲンナリです。
働き方改革が叫ばれるようになってから、盆休みはサービス出勤も禁止になってるんですが、なんとか行かせてもらえないかなぁ…なんて思っている今日この頃ですが、コロナ感染者が過去最高を叩き出してるこの時期、同じように苦しんでるのはぼくだけじゃないんでしょうね…。
もちろん、重症化して命の危機とか後遺症とか、そんなことにならなかったのは不幸中の幸いで感謝しなければなりません。
でも…ぼくは、しんどかったんです…。
マスター、お酒をもういっぱいちょうだい…。
彼女が飲んでるのはお水です。