ぼくは上辺しか読んでなかった

ここ数日、書斎に自主的に監禁されていることをいいことに、本棚の本をじっくり読み直しているのですが「なんて今まで上っ面だけ舐めてたんだ!?」とびっくりしております。

自分でいうのもなんですが、ぼくは結構本を読みます。

ただし、先日書いたぼくの30分刻みスケジュール表の中に読書枠はないんです。

じゃどーしてるかというと、いつも本を持ち歩いて、その30分刻みスケジュールのさらに隙間にできたちょっとした時間に本を読んでいたんです。

かつてはその読書法を誇らしげにこのブログの記事にしたこともありました。

でも、よく考えたらじっくりと本の世界に没入することができずにいたようです。

読んだつもりになってただけだったのかもしれません。

道理で最近読んでた『人新生の資本論』とかもさっぱり頭に入ってこないわけだ!

そんなこんなで、ぼくの自尊心を満たすためのオブジェとなっていた絵の技法書なんかも、改めて1ページずつ味わいながら読んで「なるほど!」って思ったことをクロッキー帳に書いて、イラストに落とし込める部分は落とし込んでみてるんですが、どうでしょう?

自分的には今までより俄然イラストが描けるようになった気がしております。

今まで何も知らずに書いてたんだなーって思うレベルです。

いつかブログでも書いたことがあるんですが、これまでぼくイラストを描くときいっさいアタリを取らずに描いてたんです。

ファインアートの知識しかないので、アタリとって描くと劇画調の絵になっちゃうんですよね。北斗の拳とかコブラみたいな。デッサンとかクロッキーで描くようなリアルな絵に引っ張られてしまってたんです。

ここで「りと」と名乗って描くイラストは、本名でアナログで描いてる絵とは全く違うものにしたいってのもあり、なるべくデフォルメの効いたイラストにしたいなーって思いもあり「少々崩れててもいいじゃん!」って思いながら描いてたんです。

でもなんか、いい落とし所を掴んだ気がします。

楽しいなー。

楽しいなー!

絵を描くのって本当に楽しいですね。

そして、ぼくに足りなかったのは圧倒的にインプットだったんだなって改めて思い知りました。

これからはきっちりとインプットの時間も作らなきゃなー。

自主監禁を終えたら色々と改善しないといけないことが目白押しだ!