Yo!Sey!から10数日。
頭痛や発熱、咳が続いたものの、発症5日ともなるとほぼほぼ無症状になってしまい、頭も普通に動くようになってくると、ある事実に直面しました。
そう、本当は発症直後から気づいてはいたんです。
でも、頭痛いし体だるいし、現実から目を背けていたんです。
家事育児の負担が全部奥さんに行ってるって!
面と向かって話もできない、食器も洗濯物も掃除道具も触ることができない、出された食事を食べたら流しに置いてそそくさと部屋に戻る…完全に関白亭主状態です。
あー申し訳ない…。
ああー申し訳ない!
もちろん、これきっかけで三行半なんてことはないとは承知しております。
それでも、思わず「ごめんねぇ」とか言ってしまいます。
でも、この「ごめんね」は自分への免罪符であって、全く奥さんの負担を軽減されるものではないわけです。
というわけで、隔離が解除されてからというもの、あちこち付き合い、あれこれ買い物をしておりました。
その節はおせわになりました、と。
しかしこれとて自己満足かもしれません。
でも、こうやって綱渡りをしながら進んでいくしかないんですよね、家族ってきっと。
なんか、まだちょっと体力が戻ってない感じです。
飲み会に行って、3次会まで付き合った翌日みたいな、そんな倦怠感があります。
ボツボツと復帰していきたいっすね。
…と思ってはいるものの、職場に行くと、盆前に積み上げたバベルの塔がぼくを待ち構えていて、ここ数日は決死の戦いを繰り広げていました。
なんかもう、脳内ではハンニバルが軍勢を率いて戦う映像が流れていました。
え?敵はバベルの塔じゃなかったのかって?
その辺の舞台設定は、飲み会翌日の脳ではうまく作り込めません。
書斎の床に布団を敷いて、月を見ながら寝ていた夜がすでに懐かしいぜ…。
それでもなんとか、あの、日常の煩雑な雑事から解き放たれて、心を自由に漂わせていた豊かな時間の幸福を忘れないよう、日常生活を再構築していきたいです。
え?
今日1日スポ少なの?