最先端のお賽銭

こないだちょろりと書いた通り、今年は喪中なので三が日の初詣は遠慮してました。

でもその後、ネットで調べてみると「最近は初詣くらいは行ってもOK」みたいな情報をちらほら見かけて

「最近ってどーいう意味!?こーいうのに流行りとかあるの??」

とか思いながらも、お守りとか返しにいきたかったので七草粥の後くらいにふらっと神様に挨拶に行ってみました。

で、びっくりしたのが、最近「キャッシュレス賽銭」なるものがあるんですね。

QRコードにスマホをかざして指定された口座に入金するシステムが賽銭箱の横にありました。

ネットの投げ銭がリアルにやってきたような気分でした。

で思ったんですが、神社仏閣って元々その時代その時代の最先端の結晶が集まった場所でしたよね。

仏様が祀られている金堂なんて「ここは神の世界です」って錯覚させるための仕掛けなわけで、デジタル技術のなかった時代のVRですもんね。

だからむしろ、つねに最先端技術を取り入れながらバージョンアップしていく姿こそ神社仏閣の伝統で、キャッシュレス投げ銭然り、「最近は喪中でも初詣OK」然りで、びっくりしているこちらの方が価値観が凝り固まってたのかもしれないなー、とか思いました。