『辺境に生きる』を視聴して泣きかけた

デジタルイラストの技法書をあれこれ読んでいたら、だいぶ水彩画っぽい絵もデジタルで描けるようになってきました。

2年後に絵筆の封印を解いた時、下絵をデジタルで描けるようになってたらいいなと思っています。

そして、この絵はいつかの扉絵の背景にでも使おう。

録画したままにしていた番組こちらの番組を見たんです。

www.mbs.jp

ご家族で和歌山の山奥に移住した、林憲昭さんという現代美術家の生活を追ったドキュメンタリーなんですね。

同じく美術家の奥様と、お子さんが2人。

水道がないので川から水を汲み、山で野菜や動物を取ってきて捌いて、ガスがないので火を起こして料理する。

美術家としての仕事は不安定なんだけど、地域の頼まれごとなどを引き受けているとなんだかんだとやっていける。

番組中では見えないであろう苦労もきっと多い(番組中にもちょっと大変なことが起きるのですが)と思うのですが、「なんておおらかな生活なのだろう…!」と思わずにはいられないんです。

とにもかくにも、ご夫婦の笑顔が穏やかすぎる。

この方に比べてぼくはいったい、何をなくしてしまったのだろう?

そんなことを考えずにはいられず、思わずじわっときてしまいました。