結局デッサン

せっかく子どもがスポ少を卒団するまでアナログの画材を封印して、代わりに隙間時間にデジタルお絵描きで心の穴を埋めているのだから、デジタルイラストの技術を上達させようと思っていろんな技法書を読むようになったのは何度かブログに書いた通りです。

そーやってて驚くのが、今のこういった本ってファインアートでも使える知識や技術が満載ですね。

ぼくが昔読んだことのあるこの手の技法書って、もっとこう「イラストを描く」ってことに特化していたっていうか「イラストの型」みたいなのを知ることができるようになってた気がするんです。

それに対して、最近の技法書って、デッサンや色彩、構図の知識や法則にきちんと則って、それをいかにイラストに載せてくか、みたいな感じに描かれているように読めて、「なるほど!」「もっと早く知りたかった!」みたいな情報が驚きに溢れていて、読んでてとっても楽しいです。

これは、お絵描き人口が昔に比べて増加したことによって求められる内容が高度化した結果なのか、それとも亀のペースとはいえぼくのスキルが上達していて読み取れる情報が増えたのか、どっちなんでしょうね?

後者だったら嬉しいなあって思います。

そして、読めば読むほど思うのは「結局最終的にはデッサン力の話になるなぁ」ってことで、ぼくも精進しないとなって感じています。