エンジンのかかったままの車が怖かった

子どもの頃のことなんですけどね。

どこかに家族で出かけるために、りと少年は親に連れられ車に乗ったんですよ。

でも、「いざ出かけよう!」ってエンジンをかけたところで、忘れものに気づいた両親がエンジンをかけたまま車を降りたんです。

そしたら突然、車が発信してしまったんですね。

そこで目が覚めて、夢だったことがわかったんですが、今でも覚えているくらい当時はショッキングな夢で、それからぼくは、当分エンジンのかかった車に取り残されることがものすごく怖くて、ちょっとでも親が運転席を離れようとしたら「エンジンを切って!」と猛抗議してました。

今のぼくが、あの頃の両親の年齢を超えちゃってるのもなんだか不思議です。