りとの生家跡

先日諸用で生家跡を通る機会がありました。

ぼくは5歳の頃に引っ越しをしてるんですが、その5歳まで過ごした家は自営業をしていた祖父の家でした。

ぼくの両親は結婚当初はアパートで一人暮らしをしていたのですが、ぼくが生まれたことで実家に戻って、その後両親は家を建てて実家から出て行ったのでした。

その後祖父母もその家を引き払ってしまい、高校生くらいになって1人で行動する範囲が広がった頃にはマンションが建ってたりしてたのですが、ぼくの本籍地は中に入ったこともないそのマンションになってて不思議なような関係ないような、そんなことを感じたりもしました。

その後ぼくは自分が家を建てた時に本籍地も変更し、縁もゆかりもない地になっていたのですが、あれから40年くらい経って立ち並んでる家並みが変わっていても「この道覚えてるわ〜」とか、「この家は40年前もあったような!?」とか、向かいの家に住んでた友達がいたな、サンバルカンを一緒に見たなぁ、あの友達なんて名前だったっけ?

うちの親とその子の親はソリが合わないのかなんだったのかよくわからないのですが「あの子と遊んじゃいけません」とか言われたんだけど、同い年だったので偶然を装ってバッタリ、みたいなことしたくでよく家のまえで遊んでたんだよなー

なんて思い出したりして、なんかこういう思い出が増えていくのも歳取る醍醐味ですよね。