少し前のブログで書いた通り、盆休みにFFのピクセルリマスターを購入してぽちぽち遊んでいます。
「それってなんぞ?」って方のためにちょろっとだけご説明いたしますと、ファミコン、スーパーファミコン時代に発売されたファイナルファンタジーというゲームの1〜6までを当時の雰囲気のままにリメイクした作品という、言ってみればぼくら世代をターゲットにしたおじさんホイホイなゲームというわけです。
で、ニクいことに得られる経験値やお金の額を倍化させたり、敵にいっさい遭遇しなくなる機能とかがついていて、それらはいつでもオンオフ可能で、それが一体どういうことかというと、つまり物語と音楽にズッポリと没入してくださいという、忙しくなってしまったおじさんに優しい作りになっていて、もうなんというか、夏休みに友達の家に集まってファミコンをやっていたあの頃の残像が脳裏をチラついてかなわないわけです。
それにしても、当時のゲーム画面って、今のゲームに比べるとムービーもないし喋らないし、ほぼマップ上のドットキャラを見ながらテキストを読んでくだけなんですが、何もないからこそ全てがあったというか、脳内補完をギュンギュンにしてたからこそいろんなシーンに余計に思い入れがあったのかもしれません。
今と違って時間があって、その上他にコンテンツも少なかったので、そもそも何度も繰り返し遊びましたよね。
今みたいになんでもあるのもいいことですが、当時は当時で良かったところもあったかもしれませんが、あんまりそんなことばっかり言ってると老害と言われてしまうので、どっちも良いところがあるよね!って結論で終わりたいと思います。