自分で直す

30歳になった時「これからの10年は人生の後半を充実させるために趣味を増やそう」という目標を立てて、このブログもその時始めたものの一つだったことは、ブログ開設当初にも書いたことがあったお話でした。

ブログ開設と同じ時期に始めたいくつかのことの中には、水草水槽やら自転車やらもあったりしたわけですが、先日水槽のインフラの機械のひとつと、自転車のタイヤの空気入れが同時に壊れてしまいました。

30歳の頃に立てた目標は我ながら立派なもんだったと思うのですが、あれから物価もエンゲル係数も当時に比べると爆増していて、当時の我が志をポッキリ折るには十分な力を持っていて、どうしたもんかなぁ、とか思いつつ数日間を過ごしていたのですが、ふと「自分で直してみようかな」とか思い立ち、ネットであれこれ調べてみて、必要な部品やら工具やらをホームセンターに買いに行って、試行錯誤してみたら意外となんとかなりました。

「おお、すげーじゃんオレ!」とか、本当にすごいのはネットに情報を上げてくださってる方々だというのに自画自賛してみたりとかして。

それもなんというか、別につぎはぎだらけであっても誰かに売りつける商品でもなければ何かのコンクールに出す作品でもないわけで、こういうメンテナンスやリペアも含めて「趣味」だよなぁとか、そんな気づきがありました。

そして改めて何より大切なものは、自分で直そうかな?とか思える心の余裕で、心の余裕を生み出すための時間ですよね。

お金のために働いてるのに、働いてるせいで時間がないから新しいものに買い替えるためにウン万円払うというのも因果なものです。

とはいえぼくも全てを自前でやろうなんてことはとても思えないので、大切なのはお金を使うことに納得してるかどうか?ですよね。