朝の出勤中に交差点で信号を待ってると、ちょっと離れたところで待ってる人とか見かけます。
気になってよく見ると、日陰をキープしてたりとかして、紫外線対策なんだな、と納得します。
信号が変わったら一刻も早く渡ろうとして横断歩道スレスレに並ぶ人たちと、ちょっと離れた日陰にいる人。
そんな人たちをぼんやりと眺めていると、実は日陰の人たちは物陰に隠れて息をひそめてターゲットを狙うヒットマンなんじゃないか?という妄想が脳内に広がります。
ヒットマンに狙われていることも知らず、今日の仕事に思いを馳せている人が、あの中にいるのか。
今日の仕事を終えたら帰りを待ってる人もいるかもしれないのにな、今朝の「行ってきます」が大切な人との今生の別になるとは思いもせずに…
なんてことを考えてるおじさんも皆と一緒に同じ信号を待ってる。
信号を待つ人の数だけ妄想がある。
そしてそれぞれの現実を今日も生きていく。