いやー面白かった!
ネタバレになるから何が面白かったのかは語りませんが、こないだブログで書いた上巻で感じてた「この本一体このあとどういう風に着地するの?」みたいなところがすっきりと落ち着いて終わりました。
すげー。
下巻は上巻では想像もできなかった(ぼくには)展開でした。
主人公の歩くんの37歳現在までの後半20年くらいの歴史です。「こんなに急展開するのか!?」て感じたりもしますが、よく考えたら人の人生なんてこれくらいの激動はあってもおかしくないかもね。と思わされたり。下巻中盤の鬱な感じとかちょっとしんどいのですが、ラストはとてもいいです。前半から繰り広げられる破天荒な設定が全て繋がっておさまるところへおさまる感じ。すげー。
で思いました。
人生、今がしんどくても将来いいことあるかもしれないな、と。
そして人生の転機は、ちょっとしたとこやふとしたときにあるのかもね、と。
ちょっとくらい今がしんどくても、明日を信じてカンバってみるといいことんじゃないかと励まされました。
とにかく読後感がとても心地いい!