読書
年末年始にめっちゃ面白いミステリー小説を読んだので感想書きます。 ジョン・グリシャム著の『「グレート・ギャツビー」を追え』です。 「グレート・ギャツビー」を追え (単行本) 作者:ジョン・グリシャム 発売日: 2020/10/07 メディア: 単行本 日本では「…
今日は坂本司さん著の小説『アンと愛情』を読み終えたので感想を書きます。 アンと愛情 和菓子のアン 作者:坂木 司 発売日: 2020/10/21 メディア: Kindle版 いつも通り、あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 …といいつつ、この小…
今日は奥田亜希子さん著の小説『青春のジョーカー』を読み終えた感想を書こうと思います。 青春のジョーカー (集英社文庫) 作者:奥田 亜希子 発売日: 2020/12/18 メディア: 文庫 この小説、10代男子の傷を的確に抉ってきます。 「あーそれわかるー!」「身に…
今日は読んでて苦しくなるけど、その苦しさを味わいたいっていうか、その苦しさが刺激でシュワシュワ来るっていうか、そういう炭酸水みたいな小説を読んだので感想を書きます。 カツセマサヒコさん著の小説『明け方の若者たち』です。 明け方の若者たち (幻…
今日も今日とて面白い本を読んだので紹介させていただきます。 まけもけ (id:make_usagi)さん著の小説『魚雷人間』です。 魚雷人間 作者:まけもけ 発売日: 2020/10/24 メディア: Kindle版 ぼくがこのブログで読書感想を書く時は、あらすじ紹介程度のネタバレ…
方々で話題になってて、都民でもないのですが気になったので読んだらすごい本でした。 女帝 小池百合子 (文春e-book) 作者:石井 妙子 発売日: 2020/05/29 メディア: Kindle版 著者さんが4年かけて周辺の人へ聞き込みを行った結果集まった声と、そこから見え…
めっちゃエンターテイメントな推理小説を読みました。 アンソニー・ホロヴィッツさん著の小説『カササギ殺人事件』です。 あまりにワクワクしながら読んだのですが、この作品の魅力をお伝えするためには物語中盤、ちょうど下巻の冒頭にあたる部分に明かされ…
前回60歳になった時の話をしたばかりだというのに今日はぼくは10歳だったということに気がついたお話をしようと思います。 きっかけは加藤締三さん著の『「大人になりきれない人」の心理』という本を読んだことでした。 「大人になりきれない人」の心理 (PHP…
今日も週一で更新してるオリジナル漫画の続きをご覧ください! グランピレパ物語99話 この作品は、しぐれアニキ(id:nagatakatsuki) 主催の「PFCS」という「参加者それぞれが国とキャラを創作して互いに交流する企画」に参加させてもらって描いてます。 現在…
興味深い本を読んだんですよ。 『アメリカインディアンの教え令和新装版 子どもを伸ばす魔法の11カ条』という本です。 アメリカインディアンの教え令和新装版 子どもを伸ばす魔法の11カ条 作者:加藤 諦三,詩 ドロシー・ロー・ノルト 発売日: 2020/03/18 メデ…
またしても面白い小説を読んでしまったのでご報告させていただきます。 野崎まどさん著の『タイタン』です。 タイタン 作者:野崎まど 発売日: 2020/04/21 メディア: Kindle版 以下、あらすじ紹介程度のネタバレありで書きますので、よかったらお付き合いくだ…
今日は三浦しをんさん著の小説『愛なき世界』を読み終えたので感想を書きます 愛なき世界 作者:三浦しをん 発売日: 2018/10/26 メディア: Kindle版 三浦しをんさんといえば「舟を編む」とか「まほろ駅前多田便利軒」とかで有名な方かなー?と思います。 ぼく…
ちょっと前の記事がバズりました。 どこかに載ったのかもしれません。 共感のコメントをたくさんいただいてありがたかったのですが、過去にバズった時に批判も書かれたりした経験もあるのでちょっと冷や冷やするのが正直なところです。 ネットってそういう場…
またしても物凄い小説を読んでしまいました。 凪良ゆうさん著の小説『流浪の月』です。 流浪の月 作者:凪良 ゆう 発売日: 2019/08/29 メディア: Kindle版 もうね、余韻がすごくて大変ですよ。 切ない…。 ああ切ない。 それでいて、ぼくらにガンガンに警鐘を…
凄い小説を読んでしまいました。 ぼくがこのブログの読書感想で「凄い」と書く時って「ページをめくる手を止める事ができなくなった」小説に出会った時なんです。 今回読んだのは、辻村深月さん著の『傲慢と善良』です。 傲慢と善良 作者:辻村 深月 発売日: …
今日は上橋菜穂子さん著の小説『鹿の王 水底の橋』を読み終えたので感想を書きます。 鹿の王 水底の橋 (角川書店単行本) 作者:上橋 菜穂子 発売日: 2019/03/27 メディア: Kindle版 普段小説をあんまり読まない方にでも「精霊の守り人とか獣の奏者の人」とい…
みなさん「呪い」ってあると思います? …って、「何を唐突に…」と思われたかもしれませんね! でも、今日これから話題にしようと思っている澤村伊智さん著の小説『予言の島』を読み終わると「呪いって…あるよ…。」って思っちゃうんですよ。 予言の島 作者:澤…
今日は米澤穂信さん著の小説『Iの悲劇』を読んで思ったことを、感想を踏まえながら書いてみようと思います。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 Iの悲劇 作者:穂信, 米澤 発売日: 2019/09/26 メディア: 単行本 タイトルの「I…
いつか読もうと思ってブックマークしていた、西野亮廣さんの全ページ公開の『新世界』を読みました。 r25.jp 『えんとつ町のプペル』の人って言えば「あー!」って皆さん思われるんじゃないかと思いますが、以後メディアに取り上げられるたび賛否両論、絶賛…
ぼくのブログでたまに登場するオリキャラに「ジュリア」って女の子がいるんですね。 この子がなぜ金髪なのかについて、これまでぼくは、このブログで語ったことがありません。 なので、ぼくがうっかり死んじゃったりしたら、その後ネットでぼくのイラストを…
前回の記事で「買い物をする時に悩む時間を減らしましょう」的な記事を書きました。 rito.gameha.com これにちょっと補足というか、つまりぼくは「買う方法と時期」は悩むのやめたんですが「買うかどうか」はめっちゃ考えるんですね。 で、やっぱり悩むため…
またすごい小説を読んでしまいました。 中村文則さん著の小説『その道の先に消える』です。 その先の道に消える 作者:中村文則 発売日: 2018/10/05 メディア: 単行本 いつも通り、あらすじ紹介程度のネタバレありで書きますので気をつけて欲しいのですが、今…
面白い本を読みました。 こちらの本です。 あなたの1日を3時間増やす「超整理術」 (角川フォレスタ) 作者:高嶋 美里 発売日: 2014/03/20 メディア: Kindle版 ぼくなりに解釈して一言で言うなれば「身の回りのモノとタスクを徹底的に整理整頓して、必要なも…
ものすごく面白い小説を読みました。 古谷田奈月さん著の『神前酔狂宴』という小説です。 神前酔狂宴 作者:古谷田奈月 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2019/07/11 メディア: 単行本 以下、あらすじ紹介程度のネタバレありで語らせてください。 主人…
自分で言うのもなんですが夫婦仲良い方だと思うんです。 とてもありがたいことです。 でも、我が家の夫婦像が完璧なものかと言えばそうではなくて、お互いの性格やらバックボーンやら、親族との絡みやその他諸々が複雑怪奇に絡み合うのが現代社会ですよね。 …
年末に「『三体』が面白かった!」って記事を書きました。 rito.gameha.com このお話は「文化革命で絶望したある学者さん」のエピソードが発端となって始まるSF物語で、「文化革命をネタにしても良いんだ!?」ってまず驚かされるのが面白いところなんですよ…
ぬかるみ。 ドロドロのグチャグチャで、子どもの頃は楽しかった時期もありましたが、大人になると靴も汚れるしあんまり近づきたくないですよね。 タイトルに「泥濘」なんてついてるし、泥濘の前には「愛」と「追憶」が付いてるって、ヘビーな愛憎劇が展開し…
頭の良い(キレる)人と相対した時、自分の全てを見透かされてるような怖さと、逆にさっぱりこちらからは見通せない相手の底を見渡したい欲求からくる魅力と、この両方を感じることってありますよね。 「畏怖」とか近いかもしれません。 今日感想を書こうと…
ぼくのブログの読者さんは、このポットに既視感を感じる方も多いことと思います。 そう、超絶おしゃれハウスMS家にお住いの嫁氏 (id:mashley_slt)さんが紹介されてたステルトンバキュームジャグくんです! www.mashley1203.com この記事拝読して、ぼくも水の…
今日は各方面で「面白い!面白い!!」と絶賛されている小説「三体」を読み終えたので感想を書こうと思います。 三体 作者: 劉慈欣,立原透耶,大森望,光吉さくら,ワンチャイ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2019/07/04 メディア: ハードカバー この商品を…