りとブログ

イラストと読書と雑記のブログです

読書

【読書感想】『熱帯』多重額縁構造の物語

今日は森見登美彦さん著の小説『熱帯』を読み終えた感想を書こうと思います。 熱帯 作者: 森見登美彦 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/11/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る いつもの通り、あらすじ紹介程度のネタバレがありま…

【読書感想】『主夫のトモロー』現代社会の無理ゲーを楽しく描いた必読本だと思いました!

今年は本当に本の引きが強い! そんなことを感じているぼくです。どうも! 今日は朱川湊人さん著の小説『主夫のトモロー』を読み終えた感想を書こうと思いますが、もうなんと言うか、表紙のイラストが秀逸ですよねこれ!? 主夫のトモロー 作者: 朱川湊人 出…

【読書感想】『新宿の猫』2人だけの物語が始まって終わるまで

今日はタイトルと表紙でやられてしまった小説の感想を書こうと思います。 ドリアン助川さん著の『新宿の猫』です。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 この表紙のイラストに一目惚れしてしまいました 新宿の猫 作者: ドリアン助…

【読書感想】『ファーストラヴ』女性に対する「視線」について考えた

ぼくはイラストを描いてブログにあげたりしてるわけですが、どうしても女の子を描くことが多くなります。 女の子を描くと画面が華やいで描いてて楽しいし、見てくださった方に「かわいい!」とお褒めのお言葉をたくさん頂けるからなんですね。 若い子の間で…

【読書感想】『ホワイトラビット』小説というメディアのハンデをうまく使ってる!

伊坂幸太郎さんの小説は何冊か読んでるのですが、個人的に「すごく感想が書きにくい」作家さんです。 あ、disってる訳ではないんです。 なんていうんでしょう。 「面白かったぁー!!」ってなるんですね。 痛快、爽快、エンターテイメント!って感じで、ぼく…

【読書感想】『無暁の鈴』何かを成したと思える人生にしたい

ぼくは定期的に「これは面白かったー!」って本の感想をブログに認めているのですが、たまに「これはページをめくる手が止まりませんでしたよ!」ってくらいドツボな本に出会うことがあります。 そんな本を読んでる間は本当に幸せで、読み終わると喪失感もま…

【Kindle本感想】『多動力』参考になる部分も多いけど劇薬だとも思った

「Kindle買ったからKindle Unlimitedで読んだ本の感想も書いていこう」シリーズの第2弾です。 今回は堀江貴文さんことホリエモン著の『多動力』です。 毎日を楽しい事でいっぱいにするための力 多動力 (NewsPicks Book) 作者: 堀江貴文 出版社/メーカー: 幻…

【読書感想】『洪水の年 下』人類が滅びた世界に生きる人類が生み出した生物たち

年末に書いた『洪水の年 上』の続きを正月に読み終えましたので、今日はその感想を書こうと思います。 rito.gameha.com 核心には触れないように物語の本筋よりは、ぼくが感じたことを書こうと思います。 でも、そのために作中のエピソードにも触れますので、…

【読書感想】『洪水の年 上』壮大な近未来SFディストピア

今日は『洪水の年』という小説の上巻を読んだ感想を書こうと思います。 登場人物が多くて混乱しましたが、SFファンには堪らない壮大な物語でした。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください! 洪水の年(上) 作者: マーガレット・アトウ…

【読書感想】『歪んだ波紋』誤報がテーマの社会派小説

今日は塩田武士さん著の小説『歪んだ波紋』を読んだ感想を書きます。 いつも通りのあらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください! 歪んだ波紋 作者: 塩田武士 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/08/09 メディア: 単行本 この商品を含む…

【読書感想】『スケルトン・キー』中盤仕掛けられたトリックに「おお!」ってなった

今日は道尾秀介さん著の小説『スケルトン・キー』を読み終えたので感想書こうと思います! 核心には触れませんがあらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけくださいね。 スケルトン・キー 作者: 道尾秀介 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/…

【読書感想】『ゲームの王国 下巻』歴史モノが見事にSFになる!

前回、『ゲームの王国』というすごい小説を読んだ話をしたのですが、すごすぎて上巻の話で終わってしまいました。 rito.gameha.com しかし、もうちょっと語りたいので今日は下巻の話と感想を書きます。 核心部分のネタバレはありませんが、あらすじ程度は語…

【読書感想】『ゲームの王国』ゲーム好きが勘違いして読んだSFの革命的物語

すごい小説を読んでしまいました。 『ゲームの王国』というタイトルの物語です。 なるべくネタバレしないように感想を書こうと思いますが、うまくできるかな…?もう読む予定の方はここまでにしておいてください。 上巻と下巻で全く雰囲気が違う ぼくはゲーム…

【読書感想】『ずうのめ人形』この記事を読むと4日後に…

以前ぼくは「こんな怖いホラーはリング以来だ!」と『ぼぎわんが、来る』という小説の感想を書きました。 rito.gameha.com この小説は今年の冬に『来る』というタイトルでちょっとアレンジされて映画化されるそうですね…怖ぇー! kuru-movie.jp この『ぼきわ…

【読書感想】『百貨の魔法』読後に幸福感が全身を包んでくれる物語

今日は「最近幸せ感じないなー」って方にぜひ読んでいただきたい小説をご紹介しようと思います。 あ、幸せでも読んでほしいです。 なんて言うんでしょう?ちょっとジブリっぽいです。 村上早紀さん著の『百貨の魔法』という本です。 百貨の魔法 作者: 村山早…

【読書感想】『バルス』ネット通販の闇を描いた物語

ぼくはAmazonのプライム会員です。 今更ぼくが詳しく書く必要はないくらい、このプライム会員という制度は使えば使うほどお得感が増していく魅力的なものなのですが、ぼくもいい歳のサラリーマンなので1人年額3900円でこれだけのサービスしようと思ったら相…

【読書感想】『人ノ町』刺激のある旅物語は面白い

詠坂 雄二さん著の小説『人ノ町』を読み終えました。 不思議な雰囲気を纏った小説だったなぁ…という印象のこの物語の感想を今日は書こうと思います。ネタバレを避けつつあらすじを書きます。よければお付き合いください。 人ノ町 作者: 詠坂雄二 出版社/メー…

【読書感想】『東京會舘とわたし』行ったことないのに最後には愛着を感じてしまう

辻村深月さんの『東京會舘とわたし』を読み終えたので感想を書きます。このお話は、読めば読むほど面白くなっていくようにできています。そして最後には東京會舘のファンになってしまいます!

【読書感想】『みかづき』戦後からゆとりまで日本の教育と向き合った家族の物語

今日は森絵都さん著の小説『みかづき』の感想を書きます。偶然知り合った男女が夫婦になり家族をつくり、一緒に事業を大きくしていきながらいろんな困難に見舞われて、立ち向かったりくじけたりしながら、2人の意思が子どもや孫に受け継がれていく、そんな話…

【読書感想】『14歳のバベル』鬱々とした前半を読み終えると後半急に面白くなるファンタジー

お元気ですか?りとです。 今日は、暖あやこさん著の『14歳のバベル』という小説を読み終えたので感想描きます。 14歳のバベル 作者: 暖あやこ 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/02/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この物語は後半め…

【読書感想】『自殺予定日』ネタバレなしでは感想書けないミステリー

こんにちは。 今日は秋吉理香子さん著の小説『自殺予定日』を読み終えたので感想を書こうと思います。 …が、この物語は「そういうどんでんがえしかィ!!」と突っ込みたくなるラストが控えています。 もちろん核心に触れないように感想書こうと思いますが、…

【読書感想】『コルヌトピア』新しいタイプの未来を描いたネイチャーSF

こんにちは、りとです。 今日は津久井五月さん著の小説『コルヌトピア』の感想を書こうと思います! あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでお気をつけください コルヌトピア 作者: 津久井五月 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/11/21 メディア: …

【読書感想】『BOOK BAR―お好みの本、あります。―』読書好きと読書始めたい人のための本

こんにちは、今日も最近読んだ本の紹介なのですが、今日は「本を紹介してくれる」本のご紹介です。 読書好きと読書始めたい人に勧めたい! BOOK BAR: お好みの本、あります。 作者: 杏,大倉眞一郎 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/02/27 メディア: 単…

【読書感想】5歳児が「おねがいゆるして」て書いて死ぬ今こそ読むべき小説『キッズファイヤー・ドットコム』

こんにちは、タイトルのニュース記事が辛くて仕方ないりとです。 www.asahi.com うちの娘も5歳なんですよ。 5歳なんて、やっとひらがなが書けるようになって手紙書くのが楽しくなって「ぱぱおしごとがんばって」とか書いてくれる時期なのに、なんでこんな…

【読書感想】『影裏』速読が苦手なぼくが1時間で読めた小説はメチャ難解でした。

こんにちは。 今日は2017年上半期芥川賞受賞作品『影裏』の感想を書こうと思います。 影裏 第157回芥川賞受賞 作者: 沼田真佑 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2017/07/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る ネタバレはあまりしない主…

【読書感想】『盤上の向日葵』鬱な気分になりながらも続きが気になって仕方がない展開

こんにちは、りとでやんす。 今日は柚月裕子さん著の小説『盤上の向日葵』を読み終わったので、感想を書きます。 あらすじとぼくの感じた魅力を紹介する程度のネタバレがありますのでお気をつけください。 盤上の向日葵 作者: 柚月裕子 出版社/メーカー: 中…

【読書感想】「ハガキ職人タカギ!」またラジオ愛に溢れた作品に出会ってしまった…!

こんにちは、りとです。 ブログで何度かお話ししている通り、ぼくは「スマホでラジオが聴き放題になるアプリradiko」の「全国のラジオが聴き放題」になる有料プレミアム会員なんですね。 radiko.jp 現在radikoはタイムフリーにも対応しているため、ぼくはい…

【読書感想】森見登美彦さんの『夜行』がうまく解釈できず2回読みました

こんにちは、りとです。 今日は森見登美彦さんの小説『夜行』を読み終えたので感想書きます。 あらすじ紹介程度のネタバレがありますのでご了承くださいね。 実はこの小説、途中まで読んでわけがわからなくなり積んでたものの、やっぱり気になりもう一度最初…

【読書感想】大泉洋さん「主演小説」の『騙し絵の牙』

こんにちは、りとです。 相変わらず一生懸命毎日働いていますが、それでも本はいつもカバンの中に入れていて少しずつ読んでおります。 そんなぼくが最近感動した小説が、今日話題にさせていただきます塩田武士さん著の『騙し絵の牙』です! 今回もあらすじ紹…

【読書感想】住野よるさんの『か「」く「」し「」ご「」と「』が爽やかすぎて眩しい…

こんにちは、りとです! 今日は住野よるさんの『か「」く「」し「」ご「」と「』という小説の感想を書こうと思います! いつものごとく、あらすじ紹介程度のネタバレをいたしますのでお気をつけください。 か「」く「」し「」ご「」と「 作者: 住野よる 出版…