ファイナルファンタジーXIIのお話が面白すぎたので語ります

皆さんファイナルファンタジーXIIをプレイされたことはありますか? 

ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ - PS4

ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ - PS4

 

ファイナルファンタジーのナンバリングタイトルで、「ガンビット」というちょっと特殊な戦闘システムを導入した作品で2006年にPS2で発売されたゲームです。

しかし、特殊なシステムのせいで戦闘や移動にものすごく時間がかかるゲームになっていて、当時イラストも描けないくらい忙しかったぼくはクリアできずに積んでしまっていたんです。

それが去年、遊びやすくシステムが改善され、さらに2倍速、4倍速という早送りモードを導入してPS4でリメイク版が出たんです。

ぼくは大喜びで買いました。

お話がすごく良くて、続きがずっと気になってたからなんです。

というわけでついにエンディングまで行ったのですが話が最後まで良かったので語ります。

ファイナルファンタジーXIIのざっくりしたあらすじ

このお話は戦記モノの小説とか好きな方には垂涎ものだと思います。

なので読書好きの視点で紹介したいと思います。

すごく込み入ったお話なのでここではざっくり書きます。

あらすじ紹介程度のネタバレが含まれますので、もうプレイするつもりの方はお気をつけください。

イヴァリースという名前の世界が舞台になります。

この世界には、アルケイディアとロザリアという2つの大国があって、ずっと争いを繰り返していました。

この2大国の間にある小国ダルマスカが主な舞台となります。

物語の始まりはダルマスカの姫「アーシェ」の結婚式から始まります。

結婚相手は、ダルマスカの兄弟国であるナブラディアの第3王子「ラスラ」です。彼はダルマスカに婿養子にやってきます。

2国間の絆を深めるための政治的な結婚でしたが、2人は互いのことを大事に思っていました。ラスラの「相手が君で良かった」って言葉はホロリときます。

しかし、婚姻の直後アルケイディアの侵攻を受けナブラディアが滅びます。次に狙われるのは兄弟国のダルマスカ。

ラスラ王子もダルマスカ軍として前線で指揮をとりますがなんとあっさり戦死してしまいます。

アルケイディアは休戦協定をダルマスカに提案しますが、これは事実上の植民地化の強要でした。

国民を守るため、国王は協定を飲むことにするのですが、調印式で自国の将軍「バッシュ」に売国奴だと殺されてしまうのです。

そして、夫の戦死に続き父親を自国の将軍の裏切りによって失ったアーシェ姫は、その悲しみから自殺したとの知らせが国中に広まるのでした。

…と、ここまでがオープニングのダイジェストです

物語の主人公は、占領下に置かれたダルマスカのスラムに暮らす少年「ヴァン」です。

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あ、ここからはペンタブのリハビリを兼ねたぼくの落書きと共にお送りします。

彼は戦争と流行病で家族を全員失っています。

特に、兄はバッシュ将軍の部隊に配属されていて、将軍の裏切りを目撃した証人として、自白剤やら拷問で廃人となったうえ死んでしまいました。

なのでヴァンはアルケイディアだけでなく戦争する大人たちにも激しい怒りを覚えています。

彼が占領されたダルマスカの王宮に「ダルマスカの宝を国民に返してもらう!」と城の宝物庫に忍び込むところから物語本編は始まります。

彼には「パンネロ」という幼馴染の女の子がいます。

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彼女も戦争で家族を失っていて、2人はきょうだいのように育ちます。

無鉄砲なヴァンをいつも心配してついていきます。2人の仲は、物語中ずっと「友達以上恋人未満」です。この淡い感じがたまりません。

存在感薄いですが、ぼくはパンネロちゃん推しです。

ヴァンは忍び込んだ宝物庫で不思議な光を放つ宝石を見つけます。

それは「破魔石」と言われる、ダルマスカを復活させる一発逆転の魔力を秘めた石でした。

ヴァンは王宮内でこの破魔石を狙って忍び込んだ空賊「バルフレア」に出会います。

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バルフレアにフランという相棒がいます。

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彼女は「ヴィエラ」といううさぎと人間のハーフみたいな外見の種族なのですが、このヴィエラは多分いわゆる一般的なファンタジーもので言うところの「エルフ」みたいな立ち位置の種族です。外見が美しくて魔力が高くて人間よりはるかに長生きな点とか。エルフもうさぎも耳が長いですし。

王宮にはもう1人侵入者がいました。

自殺したと報じられていたアーシェ姫です。

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彼女は自分を死んだことにしておいて、裏で解放軍を組織しダルマスカ再建のため動いていたのです。

破魔石の取り合いをしながら王宮を脱出する道すがら、もう1人重要な人物と出会います。

ダルマスカ国王を裏切って刺殺し、その後地下牢に幽閉されていたバッシュ将軍です。

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なんと、国王を殺したのは自分に変装した双子の弟でありアルケイディアの将軍ガプラスだとバッシュは言います。

ぼくは彼の「落ち武者感」が個人的に好きです。

ゲームとしてはこの6人を操作していくことになります。

アーシェ姫が国を取り戻す話、なので主人公ヴァンの存在が薄い…?

この物語はダルマスカを取り戻すために6人が旅をする話になります。

なので、主軸はアーシェ姫になります。

バッシュは「一度は主と国を守れなかったが今度こそは!」とアーシェに付き従います。

バルフレアも実はアルケイディアと深い因縁があり、その因縁のためにアーシェに協力することになります。「相棒であるバルフレアが行くなら」とフランも同行します。

「世界を滅ぼす魔王」みたいなのも登場しないので、敵は一貫してアルケイディア帝国です。なので話はほぼ「アーシェ&バッシュ」と「バルフレア&フラン」が回していくことになります。

というわけでネットとか見てると「ヴァンの存在感…!」みたいな話になります。

しかし、そこが良いのです。

ヴァンとパンネロは「戦争を起こした大人たちと、彼らのケジメを見届ける」視点なんだと感じました。そして、それは「イヴァリースの住人ではないゲームのプレイヤーと同じ高さの視点」でもあるように思いました。

ここにハマれると、このお話は一気に面白くなります。

そしてラストの演出がタマランのです!ぜひ続編もリメイクしていただきたい!

ファイナルファンタジーⅫやった事ないけど、そんな話なのかぁ〜興味惹かれるなぁ〜、って思ってくださる方がいらっしゃれば幸いです。