【イラストメイキング】最近のぼくの色塗り大公開!

こんにちは、りとです!

先日、ブログ友達の漆うしる (id:UrushiUshiru)さんと「無色のブログ半年記念イラストに色を塗ってプレゼントする」って交流があったんですね。

www.itjigoku.com

うしるさん、大いに喜んでくださって「塗った甲斐があったにゃー」なんて思ってたのですが、上記の記事でうしるさんが気になることを書かれていらっしゃいました。

「子どもの頃から色塗りが苦手」は当たり前

うしるさんは「絵を描いた時点では上手いと褒められるのに、色を塗ると見向きされなくなる」とおっしゃるのです。

わかる!

これはあくまでぼくの持論なのですが、鉛筆は小学校入学と同時にほぼ毎日使うじゃないですか。だからわりと思うように線画は描けるのに対して、絵の具って幼稚園保育園のお遊戯の時間に使って遊ぶものの、小学校になると図工の時間にたまに触るだけになるじゃないですか。

なので鉛筆のように使えるわけがないんです。

使ってる時間の総量が鉛筆に比べて圧倒的に少ない。

つまり色塗りが苦手って「慣れ」の問題だと思うんですね。

ぼくの経験

ぼくは何度かブログに書いてた通り、高校のころ美大に進学するための絵の塾に通っていました。

…と言っても、都会の有名な予備校ではないので、漫画でいうと「君とガッタメラータ!」や「ブルーピリオド」みたいなところではなくて、「かくかくしかじか」の「先生」がやってるような雰囲気の塾でした。

かくかくしかじか 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

かくかくしかじか 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

…と言っても、ぼくの行ってた塾の先生は、かくかくしかじかの「先生」ほど怖くはありませんでしたが、地方の美術館で企画展をするくらいの現役の美術作家で、すごく刺激を受けました。

そこでひたすら取り組んだのが「デッサン」と「色彩構成」だったんですね。

色彩構成は色彩感覚の筋トレ

あまり聞きなれない言葉だと思いますが、例えばこんなお題が出されます。

『円、正方形、正三角形を3つずつ用いて、「喜び」を表現せよ。』

このお題に対して、ぼくらは画用紙に線を引いて面を割って、色を置いていくんです。マティスの切り絵作品みたいなのを想像していただけるとわかりやすいと思います。

そうやって描いた作品に対して、先生は「これはいい」「これは面白くない」と評価してくださいました。

そこでぼくは、よくはわからないけどなんとなく「いい配色」を感覚で身につけていきました。

色彩検定の勉強で「そうだったのか!」

その後大学で「就職に有利になるのでは?」と色彩検定の資格取得の勉強をしました。

ぼくは頭が悪かったので3級しか取れませんでしたが、色彩検定で出てくる色彩の理論は「絵の塾で先生が言ってたのはこのことだったのか!!」という内容ばかりで、今までなんとなく自分の中に形があったものに、しっかり骨格が付いたような、そんなイメージが出来上がったのでした。

こうして、ぼくの現在のイラストの色塗りは、この時できた自分の中の色塗り体系をもとに、ノリと勢いでやっています。

 

…もうお分かりですね?

 

うしるさんの話を呼び水に、ぼくの色塗りレビュー記事を書こうとしたものの、全然上手く書けなかったってのが、今日の記事のオチでございます!

申し訳ないので、せめてもの償いに今塗ってる作品の色塗りを録画した動画を貼っときます。

90分の動画を18倍速で5分にまとめております!

完成作品はこうなります。

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この後、背景をどうにかするつもりですが、それはまた、別のおはなし…。

それでは、どうぞ! 


塗り絵18倍速