「パンツが見える。」となぜ嬉しいのか冷静に考えた

 以前書評ブログで見かけて気になった本なんです。

パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書)

パンツが見える。―羞恥心の現代史 (朝日選書)

 

近くの図書館に行ったところ「書庫にある」とのことで、書庫から引っ張り出してもらうというちょっとした羞恥プレイに見舞われたものの無事手元に。

家に帰りコーヒーを淹れ、BGMを流してお気に入りの椅子に座り冷静を装いながらページをめくる。

この本は「なんでパンツが見えると恥ずかしいのか」「なんでパンツが見えると嬉しいのか」について、極めて冷静に日本の文化とか歴史を振り返る本です。

もともとパンツを履かない文化だった日本で、陰部を隠すために履くことになったパンツ。それが、パンツ自体も見られたら恥ずかしいものへと変貌していく歴史。

 

これを読むと、パンツというものに対して性的なイマジネーションを感じなくなります。

 

1週間くらい。

 

まあ、それはさておき。

パンツを通して、文化にはいろんな人の思惑や経済的な力や社会情勢がからなんで来てるんだな、なんてことを再確認させてもらいました。