最近連日綴っているクオリティオブライフな関連の映画の話を今日も書きます。
32歳で無職になった息子と、グラビアカメラマンなんだけどあんまり働きたくない父の、軽井沢の避暑地で過ごすダラダラな夏休み、というおはなし。ゆったり過ごすためにはゆったりした服装をしなければ、と祖母が集めていたジャージに着替える2人。
延々と続く「履き違えたスローライフ」感。それが心地いい映画です。
勤勉な日本人がスローライフを楽しもうとするとこんな残念な感じになるのか!?みたいな。海外旅行に行った日本人が首から下げたカメラでバシャバシャ写真を撮ってるような滑稽さを感じるわけなんですね。「やっぱ日本人は勤勉が一番よ。」ってことなのでしょうか?
でも、そんな不器用な感じが愛らしい。本当は上手に有休とか消化したい日本人の心にすっと入ってくる、そんなお話なのかな?と思った次第です。愛すべき2人。