オール・ユー・ニード・イズ・キルは無理ゲーで遊んだ世代に染みる。

話題になった映画がレンタルになり、さらに新作の棚から姿を消した瞬間を狙うのがりと流映画鑑賞。…ケチでスミマセン!!

というわけで今回見たのがオール・ユー・ニード・イズ・キルっす。

オール・ユー・ニード・イズ・キル [DVD]

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もともとは日本のライトノベルってことで、すごいなークールジャパンここにあり!って感じですね。最近あんまり聞かなくなりましたけどね、クールジャパン。もう浸透仕切ったってことですかね、この言葉。

で、内容なのですがギタイっていう謎の宇宙からの侵略者に襲われた地球で最初ヘタレな兵隊だったトム・クルーズが成長して人類を救うって話です。どうやってトムが人類の救世主になるかっていうと、死ぬと戦地に赴く前日にタイムリープしてしまう特殊能力をうっかり身につけてしまったからってわけです。

なんで過去にもどってしまうのか本人も最初はわからない。けど死ぬと戻る。そんなループの最中に、このカラクリについて知っている最強の戦士のヒロインに出会って死ぬほど激しい特訓を繰り返し受け、トムも屈強な戦士になってくって話です。

でもどんなに人類最強になっても戦地ではギタイに殺されまくるトム。なので死ぬたびにどこにギタイがいてどのタイミングで飛び出てくるかって覚えて次のステージに行く、でまた殺される。殺されたらその経験をもとに次に行く。

これってファミコンの無理ゲーを遊びたおしたぼくら世代はすごくシンパシー感じますよね!そう、昔のゲームはキャラは成長しないんですよね。コントローラー握ってるプレーヤーが何回もキャラを死なせながら、自分で攻略メモ作って進めていくんですよね。ぼくは無理ゲーの金字塔であるスペランカーは未経験なんですが、マリオの2とか、妖怪道中記とか、コンボイの謎とかZガンダムとかその辺りで経験しましたよ!トムみたいな気持ち!

そんでもって、昔はそんな無理ゲーでも子供には大金の贅沢品で、親に買ってもらったからには遊び倒すんですよね!今みたいにスマホで無料でダウンロードして「クソゲーつまらん!」って削除ってわけにいかなかったですよね。

そんなノスタルジーも感じながら楽しく観ることができました。おすすめ映画っす!


映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』IMAX予告編 - YouTube